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固定資産管理

読み:
こていしさんかんり

固定資産管理とは、会社が長期間使用する設備や備品を正しく把握し、取得から廃棄までを一貫して管理する業務のことです。経理や総務の日常業務と深く関係し、減価償却や資産台帳の整備、内部統制の判断などに直結するため、管理部門で働く人が基礎から理解しておきたい重要な用語です。

固定資産管理とは

固定資産管理とは、企業が保有する固定資産を正確に記録・管理する業務です。

固定資産とは、建物や機械、パソコン、社用車など、1年以上にわたって使用される資産を指します。固定資産管理では、これらの資産について、取得日や金額、使用部門、耐用年数といった情報を整理し、帳簿上でも実態でもズレがない状態を保つことが求められます。主に経理部門が中心となって行いますが、実際の資産を使用・保管する総務や各事業部との連携も欠かせません。例えば、パソコンを新しく購入した場合、経理は資産計上や減価償却を行い、総務は管理番号の付与や設置場所の把握を行います。このように固定資産管理は、会計処理の正確性だけでなく、社内の資産を適切に活用するための土台となる業務です。

固定資産管理が使われる主な業務・シーン

固定資産管理は、経理・総務を中心に、管理部門のさまざまな業務で登場します。

  • 経理部門での決算業務における固定資産台帳の確認と減価償却計算
  • 総務部門での備品や設備の購入・移動・廃棄時の管理記録
  • 人事異動や拠点移転に伴う資産の使用部門変更の把握
  • 監査対応や内部統制の一環としての資産実査
  • 法務・経営企画部門による資産売却やリース契約判断の基礎資料作成

固定資産管理が重要な理由

固定資産管理が重要視される理由は、会社の財務状況と直結するためです。資産の計上漏れや処理ミスがあると、決算数値に誤りが生じ、経営判断に影響を与えます。また、実際には使われていない資産を把握できていない場合、無駄な保有コストが発生します。さらに、資産の所在や状態を把握していないと、紛失や不正利用といったリスクも高まります。適切な固定資産管理を行うことで、業務の効率化だけでなく、監査や税務調査への対応もスムーズになり、管理部門全体の信頼性向上につながります。

固定資産管理と業務効率化・ツールの関係

近年は、固定資産管理をITツールやシステムで行う企業が増えています。紙やExcelで管理している場合、更新漏れや属人化が起こりやすく、確認作業に時間がかかります。一方、固定資産管理システムを導入すると、資産情報を一元管理でき、減価償却の自動計算や履歴管理が可能になります。例えば、資産の移動や除却をシステム上で記録することで、関係部門間の情報共有が容易になります。これにより、管理部門の作業負担が軽減され、より正確で効率的な資産管理を実現できます。



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