「現場からの催促に追われ、本来注力すべき業務に手が回らない」
そんな法務担当者の悩みを解決するのが、契約書レビュー(リーガルチェック)を支えるツールやサービスです。
導入すれば審査にかかる時間を減らせるうえ、属人化しがちな業務フローの見直しにもつながります。
しかし、ツールの選択肢が増え続けているため、「結局どれが自社に合うのか分からない」と迷いやすくなっています。
「機能が多すぎて使いこなせなかった」「安さで選んで失敗した」といったミスマッチは避けたいところです。
本記事では、AIツールや弁護士への相談など契約書レビューの方法を4つに分け、18サービスを料金や機能で比較します。
| サービス | 月額料金目安 | おすすめポイント |
|---|---|---|
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法務AIアシスタント
|
要問い合わせ無料トライアルあり | 契約書レビューから翻訳・リサーチまでAIが支援Wordアドインで修正文案やコメントをAIが提示 |
| ¥5,000〜 / 月税抜・初期費用0円 | AIのレビューと弁護士への相談をまとめて利用反社チェックと契約書ひな形のダウンロードにも対応 | |
| 要問い合わせ機能ごとの料金体系 | 過去のナレッジを活用したAIがリスクを自動検知Slack・Teamsからの依頼受付と契約書の管理まで一元化 | |
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Word作業支援
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要問い合わせ端末数×月額・初期費用なし | Word上で動くAIレビューで審査を効率化表記揺れや条項番号のずれも自動で検知 |
| サービス | タイプ | 主要機能 |
|---|---|---|
| 法務AIアシスタント型 | 契約書レビュー・ドラフト作成・翻訳・リサーチ案件管理と契約書管理、Wordアドイン | |
| AI+弁護士相談型 | AI契約書レビューとチャットでの弁護士相談反社チェック、契約書ひな形、文書管理 | |
| 契約業務一体型(CLM) | 自社基準のAIレビューと契約書の管理台帳の自動作成依頼受付、Word連携、電子契約連携 | |
| Word作業支援型 | 表記揺れ・条項番号のずれの検知とAIレビュー文書比較、定義語・関連条文の表示 |
契約書レビューとは、契約を結ぶ前に、条文に自社に不利な内容や抜け漏れがないかを確かめる作業です。
確かめる方法は、AIにチェックさせるものから、弁護士や外部の担当者に任せるものまで幅があります。最初に種類ごとの違いをつかんでから料金や向いている企業を見比べると、自社に合う候補がはっきりします。
| 種類 | 確認のしかた | 向いている場面 |
|---|---|---|
| AIレビュー型 | 契約書を読み込ませると、AIがリスクのある条項や抜け漏れを示し、修正案を出す | NDAや業務委託契約など、件数の多い契約を素早く確認したい |
| Word作業支援型 | Wordの画面の中で、条項番号のずれや表記の揺れの検知、AIによる指摘を受けながら修正する | Wordで契約書を作り、相手方と修正版をやりとりする機会が多い |
| 契約管理一体型(CLM) | 受付から審査、締結、その後の管理までを同じサービスで進める | 事業部からの依頼が多く、案件や契約書が散らばっている |
| 相談・代行型 | AIのチェックに、弁護士へのチャット相談や外部の担当者への依頼を組み合わせる | 法務担当者がいない、またはAIの指摘だけでは判断に迷う |
※CLMは英語の Contract Lifecycle Management を略した呼び方で、契約書づくりから締結後の保管・更新まで、契約にかかわる一連の流れを扱う仕組みを指します。
「相談・代行型」も含め、この4種類はいずれもサービスとして提供されているものです。
法律事務所と個別に契約して弁護士に依頼する場合(顧問契約や、1件ごとの依頼)との使い分けは、記事後半の「AIと弁護士のメリット・デメリットを比較」で紹介します。
紹介する18サービスの料金と、無料で試せるかどうかを一覧にしました。月額料金を公開しているサービスは限られるため、「要問い合わせ」の社は資料請求やデモで費用感を確かめてください。
※料金は、各社の公式サイトと当サイトのサービス紹介ページの記載をもとにしています(2026年10月時点)。税抜・税込は各社の表記に従っています。
※スマホの方は横にスクロールしてご覧になれます。
目的がはっきりしているなら、まず下の表で当てはまるサービスから比べると効率的です。
| 導入の目的 | 候補になるサービス |
|---|---|
| Wordの画面のまま確認・修正したい | Lisse法務AI Cowork/BoostDraft |
| AIの指摘について弁護士の意見も聞きたい | LegalBase |
| 依頼の受付から契約書の管理までまとめたい | OLGA/LegalOn/Hubble |
| まずは無料や低コストで試したい | LawFlow/クラウドリーガル |
| 英文の契約書も確認したい | クラウドサイン レビュー/CoCounsel |
| 確認の作業そのものを外部に任せたい | 法務アシスト |
ここからは、18サービスそれぞれの特徴・料金・向いている企業を紹介します。

Lisse法務AI Cowork(旧:LeCHECK)は、法務部門のある企業からひとり法務の企業まで、契約書の確認にかかる手間を減らしたい企業のための法務AIです。
契約書を読み込ませると、AIが条文を解析し、リスクのある箇所の指摘と修正文案、社内外向けのコメント案をまとめて示します。Wordアドインに対応しており、普段使っているWordの画面のまま作業できます。英文契約の翻訳のほか、案件管理・リサーチ・契約書管理も同じサービスで扱えます。
「事業部から届く契約書の確認が追いつかず、締結が遅れてしまう」
AIがリスクのある条項を自動で見つけ、修正案まで示します。一から読み込む前に、確認すべき箇所の見当を付けられます。
「担当者によって、指摘する基準がばらついている」
過去の対応履歴や取引先ごとの方針、自社の審査ルールを前提にしてレビューできます。社内に登録した似た契約や自社のひな型とも照らし合わせ、違う点を示してくれます。
「英文の契約書が届くと、読み解くだけで時間がかかる」
英文契約に対応したAI翻訳で、契約書に適した日本語に訳せます。訳文は原文と横に並べた対訳表や、Wordのコメントの形で表示されるので、見比べながら確認できます。
| サービス名 | Lisse法務AI Cowork(旧:LeCHECK) |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社リセ |
| おすすめの企業 | ・契約書の一次チェックをAIに任せたい企業 ・担当者ごとの審査の基準をそろえたい企業 |
| トライアル・デモ | 無料トライアルあり(クレジットカード不要) |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ 月額:要問い合わせ(利用するアカウント数・組織に合わせたプランを提案) |
LegalBaseは、株式会社アシロ(当サイト運営会社)が提供するサービスで、法務担当者や顧問弁護士を持たない中小企業向けに、「AI+弁護士」をワンストップで提供する法務支援プラットフォームです。
中核機能であるAI契約書レビュー(LEGIEW)は、独自開発の法務特化AIが契約書の抜け漏れやリスク条項を自動検出し、指摘の重要度を3つの段階に分けて修正案と一緒に表示します。
弁護士へのチャット相談・1,000種以上の契約書ひな形・反社チェックシステムといった機能を、従業員規模に応じた定額で利用できます。申し込みから最短1営業日で利用を開始できます。
「法務担当者がいないため、契約書のどこが危ないのか判断できない」
LEGIEWは、見つけた抜け漏れやリスクに3段階の重要度を付け、修正案も一緒に出します。優先して直す箇所が一目で分かるので、法務に慣れていない担当者でも進めやすくなります。
「AIの指摘を見ても、本当に直すべきか迷ってしまう」
チャット型の法務相談サービス「THEMIL」で、弁護士に質問できます。顧問契約を結ぶ必要も、面談を予約する必要もなく、弁護士との相談は一部の制限を除いて基本無料です。
「自社で使う契約書を、一から作るのに時間がかかる」
契約書のひな形が1,000種以上用意されており、ダウンロードして使用することができます。ひな形から作った契約書を、そのままAIでレビューする流れを1つのサービスの中で完結できます。
| サービス名 | LegalBase |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社アシロ |
| おすすめの企業 | ・法務担当者や顧問弁護士がいない中小企業 ・AIの確認と弁護士の意見をあわせて使いたい企業 |
| トライアル・デモ | 無料デモ体験あり(資料請求から申し込み可) |
| 料金プラン | 初期費用:0円(追加料金なし) 月額(税抜):個人事業主 5,000円/従業員10名未満 10,000円/10〜100名未満 20,000円/100〜300名未満 50,000円/300名以上 要問い合わせ |

法務部門だけでなく事業部門との連携もスムーズにする法務オートメーションサービスで、GVA TECHが提供しています。
法務案件の受付から審査、管理までを一つのプラットフォームで統合し、Slack・Teams・メールなど普段使っているツールと連携できます。事業部はアカウント不要で法務への依頼・やりとりができるため、全社への浸透がスムーズです。
契約審査では、自社の基準と弁護士監修の基準の両方で抜け漏れを確かめられます。法務案件や過去のやりとりを一元管理し、そのナレッジを活かしたAIがリスクを自動で検知します。
「依頼の背景が分からないまま、契約書だけが届く」
メールやチャットで届いた依頼を自動で受け付け、案件の台帳まで自動で作成します。やりとりが案件ごとにまとまるため、経緯を確かめながら審査できます。
「審査の基準が、担当者の経験に頼っている」
自社特有のリスクを確認する基準と、弁護士監修の一般的な基準の両方で抜け漏れをチェックします。文書内の表記の揺れや条番号のずれも、自動で見つけてまとめて直せます。
「相手方がどこを直したのか、見比べるのに時間がかかる」
2つの文書の違いを抽出できるので、相手方が手を入れた箇所をすぐ把握できます。数百種類のひな型を搭載しており、キーワードで参考にしたい条文を探せます。
| サービス名 | OLGA |
|---|---|
| 提供企業 | GVA TECH株式会社 |
| おすすめの企業 | ・事業部からの契約書の確認依頼が多い企業 ・審査の基準を社内でそろえたい企業 |
| トライアル・デモ | デモあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ(導入する機能ごとに発生) 月額:要問い合わせ |

契約書の「形式」の不備を正す機能を中心に、法律専門家向けに作られた総合文書エディタです。
定義語のゆらぎや参照条文の間違い、条項番号のズレなどの形式ミスを自動検知・修正します。
Microsoft Wordのアドオンとして動作するため、業務フローを変えずに使い始められます。形式のチェックはインターネットに接続せずに動き、クラウドへデータを送らないため、セキュリティに厳しい環境でも安心です。
契約書の中身のリスク確認は「BoostDraft AI」が担い、日本語・英語・韓国語の契約書を解析できます。
「条項を足したら番号や参照がずれ、直すのに時間がかかる」
条項を足したり消したりして生じた番号・参照先のずれや、インデントの崩れもまとめて修正できます。法律文書ならではの表記の揺れも、1回の操作でそろえられます。
「定義語を確かめるたびに、契約書の最初まで戻っている」
定義語や関連する条文は、ポップアップで表示されます。定義されていない語や、定義したのに使われていない語も自動で検知します。
「相手方の修正版と自社の版の違いを見比べるのが大変」
文書比較の「BoostDraft Compare」で、PDFやWordなどの文書を並べて違いを確認できます。内容面のリスクは、BoostDraft AIが自社のひな型やポリシーをもとに洗い出します。
| サービス名 | BoostDraft |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社BoostDraft |
| おすすめの企業 | ・契約書をWordで作って直す場面が多い企業 ・体裁のチェックに時間を取られている企業 |
| トライアル・デモ | 要問い合わせ |
| 料金プラン | 初期費用:なし 月額:要問い合わせ(利用端末数×月額費用。英文対応機能はオプション) |

「長島・大野・常松法律事務所」の監修による審査基準集(プレイブック)を最初から備えたシステムです。
契約書レビューだけでなく、法務業務全体のナレッジマネジメントに重点を置いているのが特徴です。
契約書をアップロードすると、判断する前に確かめておきたいポイントをAIが示し、自社のひな型との比較や過去の契約との違いの確認にも使えます。
Wordにプラグインとして組み込んで使え、英文契約の解析にも対応しています。情報セキュリティの国際規格ISMS(ISO27001)も取得済みです。
| サービス名 | MNTSQ |
|---|---|
| 提供企業 | MNTSQ株式会社 |
| おすすめの企業 | ・事業部からの契約の相談が多い企業 ・法律事務所が監修した基準で審査したい企業 |
| トライアル・デモ | デモあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ(初期セットアップ・導入支援費) 月額:要問い合わせ |

契約書の審査から締結後の台帳、法務案件の管理までをAIで支える法務AIです。旧名称はLegalForceで、現在はLegalOnとして提供されています。弁護士監修のAIがリスクを指摘し、修正文案も示します。
日本語・英語の多くの契約類型を扱え、英文の契約書はワンクリックで日本語訳を表示できます。
締結した契約書の情報はAIが抜き出して台帳にまとめるため、契約書の件数が多い企業に向いています。法務への依頼の受付から、依頼した部門とのやりとりまでも1か所で管理できます。
| サービス名 | LegalOn(旧:LegalForce) |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社LegalOn Technologies |
| おすすめの企業 | ・契約書の件数が多い企業 ・英文契約も扱う企業 |
| トライアル・デモ | 無料デモあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ 月額:要問い合わせ(利用人数や業務内容に応じて提案) |

「どれが最新版か分からない」「修正の経緯が追えない」という法務現場のストレスを減らすAI契約業務・管理クラウドです。
普段どおりWordで編集して保存するだけで進む、自動のバージョン管理が特徴です。
保存するたびに履歴が積み上がり、前バージョンからの変更点も一目で確認できます。事業部とのやり取りも契約書にひも付けて残せるため、経緯を含めて振り返れます。
AIは社内のひな形・プレイブック・過去の契約をもとにレビューを手伝い、英語や中国語の契約の翻訳もできます。
| サービス名 | Hubble |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社Hubble |
| おすすめの企業 | ・Wordでの修正のやりとりが多い企業 ・事業部とのやり取りを契約書と一緒に残したい企業 |
| トライアル・デモ | トライアルあり |
| 料金プラン | 初期費用:0円 月額:要問い合わせ |

契約書の作成から承認・レビュー・締結・更新管理までをワンプラットフォームで実現するCLMシステムです。
ダッシュボードで「誰がボールを持っているか」「どの契約が期限切れ間近か」を可視化し、業務のボトルネックを見つけやすくします。
AI Agent Platformでは、自社で使っているひな形やチェックリストをもとに契約内容を確かめ、変更履歴やコメント付きのWordファイルを自動で作れます。
英語の契約書のレビューにも対応しており、導入時の設定作業や支援も料金に含まれています。
| サービス名 | ContractS CLM |
|---|---|
| 提供企業 | ContractS株式会社 |
| おすすめの企業 | ・社内で契約業務の進め方をそろえたい企業 ・交渉の経緯を踏まえてレビューしたい企業 |
| トライアル・デモ | トライアル・デモあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ(設定作業や導入支援を含む) 月額:要問い合わせ(アカウント数・年間の契約数で個別に算出。1年契約から) |

世界中で利用される「Docusign eSignature」とシームレスに連携し、契約書の作成から締結・保管までを自動化するCLM(契約ライフサイクル管理)ツールです。
テンプレートや条項ライブラリを活用してワンクリックで契約書を作成できます。
高リスクの条項は契約AI「Iris」が抜き出してレビューを支えるため、契約管理の標準化を図る企業に向いています。なお、AIアシストレビューは英語の環境から先に提供されており、日本語への対応はこれからです。
| サービス名 | Docusign CLM |
|---|---|
| 提供企業 | Docusign, Inc. |
| おすすめの企業 | ・Salesforceなどの業務システムと契約をつなげたい企業 ・契約データを分析に活かしたい企業 |
| トライアル・デモ | ガイド付きツアーあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ 月額:要問い合わせ |

電子契約サービス「GMOサイン」に付けて使えるオプション機能です。
自社の雛形をテンプレートとして登録し、編集制限や入力項目の必須化を設定できるため、作成ミスや記入漏れを削減できます。
書類の修正やレビューの履歴は自動で保存され、変更箇所は差分比較で確かめられます。AI-OCRで契約情報を取り出し、AIレビューでリスクや抜け漏れ、修正文例も確かめられます。
作成・承認した契約ファイルはGMOサインでそのまま締結・管理でき、契約の前から締結後までを一続きで進められます。
| サービス名 | GMOサイン 契約レビューオプション |
|---|---|
| 提供企業 | GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 |
| おすすめの企業 | ・GMOサインを導入している、または導入を考えている企業 ・契約書の作成から締結までを1つのサービスで進めたい企業 |
| トライアル・デモ | 無料トライアルあり(約1か月) |
| 料金プラン | 初期費用:0円 月額:50,000円〜(税込55,000円〜)+GMOサインの有料プラン |

Contract Oneは、紙と電子を問わず契約書を正確にデータ化し、契約先ごとに整理したデータベースを全社で使いたい企業のための、Sansanのサービスです。
基本契約と個別契約、覚書のような関係のある契約書は自動でひも付き、社名が変わっても契約先ごとにまとまります。
AIエージェントでは、過去の契約書を分析して自社基準を作れます。契約先とのこれまでの契約や企業データも参照できるため、相手との関係を踏まえたレビューやドラフト作成につながります。
| サービス名 | Contract One |
|---|---|
| 提供企業 | Sansan株式会社 |
| おすすめの企業 | ・過去の契約を踏まえてレビューしたい企業 ・紙の契約書もまとめてデータ化したい企業 |
| トライアル・デモ | 体験型デモあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ(紙の契約書のスキャン代行・データ化を含む) 月額:要問い合わせ |

電子契約サービス「クラウドサイン」を提供する弁護士ドットコムが開発した契約書チェック支援AIサービスです。
契約書ファイルをアップロードするだけで、AIが不利な条項や欠落条項を指摘し、修正や追加をしたい文案を提案します。
和文・英文合わせて数百種類のひな型も用意されています。
自社のひな型を登録すると、その内容を基準に誰でも同じ観点でチェックできます。英文対応プランなら、英文の契約書を自動で翻訳したうえでチェックできます。
| サービス名 | クラウドサイン レビュー |
|---|---|
| 提供企業 | 弁護士ドットコム株式会社 |
| おすすめの企業 | ・登録したひな型に照らして確認したい企業 ・契約書を確認する件数が多い企業 |
| トライアル・デモ | 無料トライアルあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ 月額:要問い合わせ(ユーザー3名込み・年間チェック数無制限の基本プラン/英文対応プラン) |

CoCounselは、契約書や議事録などを確かめる時間を減らしたい法務部門や弁護士に向けて、トムソン・ロイターが提供する法務向けの生成AIアシスタントです。
文書に問いかけて必要な部分を取り出すことも、全体を短くまとめることもできます。いくつかの文書を並べれば、似ている点・違う点に加えて、有利・不利な点も見つけられます。
多言語を含む文書をさまざまな観点でレビューでき、地域の設定で日本を選べば日本語でやりとりできます。文書の内容を時系列の表にまとめる使い方にも対応しています。
| サービス名 | CoCounsel |
|---|---|
| 提供企業 | トムソン・ロイター株式会社 |
| おすすめの企業 | ・複数の文書を比べながら確認したい企業 ・英文など多言語の文書を扱う企業 |
| トライアル・デモ | デモ・無料トライアルあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ 月額:要問い合わせ(プランや利用人数に応じて見積もり) |

契約書のレビューから社内規程の改定まで、法務の文書を扱うサービスです。
「AI補助レビュー」を使えば、世間一般で注意すべきリスクと自社で決めた基準を、まとめて確認できます。
どの条件を受け入れ、どれを断ったのかという交渉の記録は案件ごとに残り、依頼の受付から進み具合までを1か所で追えます。
普段使っている生成AI(ChatGPT・Claude・Gemini・Copilot など)とは、MCPと呼ばれるAIと外部サービスをつなぐ仕組みで連携し、AIに聞くだけで案件の状況や経緯をたどれます。
| サービス名 | LAWGUE |
|---|---|
| 提供企業 | FRAIM株式会社 |
| おすすめの企業 | ・過去の交渉の経緯を次の審査に活かしたい企業 ・契約書と社内規程をあわせて管理したい企業 |
| トライアル・デモ | ライブデモ・トライアルあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ 月額:要問い合わせ |

会計ソフトで有名なマネーフォワードが提供する契約書レビューサービスです。
リスクのある箇所は弁護士が監修したAIがすぐに見つけ、変更する条文の例と解説を添えて示します。
業界ごと・取引先ごとに決めた注意点を見ながら審査を進められるため、担当者による確認の差を抑えやすくなります。
さらに、マネーフォワード クラウド契約と組み合わせれば、審査から電子での締結までを同じシリーズの中で進められます。オプションのWordアドイン版を契約すると、Wordの画面でAIレビューを使えます。
| サービス名 | マネーフォワード クラウドAI契約書レビュー |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社マネーフォワード |
| おすすめの企業 | ・変更する条文の例を見ながら修正したい企業 ・マネーフォワード クラウドの製品を使っている企業 |
| トライアル・デモ | オンラインデモあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ 月額:要問い合わせ(ライト・スタンダード・アドバンスドの3プラン) |

「まずはAIレビューを試してみたい」という企業に向いた、初期費用0円・無料プランから使えるAI契約書レビューツールです。
弁護士が開発し元裁判官が監修したAIが、条項の欠落などのリスクを指摘してくれます。
無料プランでは秘密保持契約と業務委託契約をチェックでき、有料プランでは英語の契約類型にも対応します。自社ひな形や過去の契約書と比較して変更点をハイライト表示する機能も搭載しています。
結果はコメントの入ったWordファイルとして保存できます。
| サービス名 | LawFlow |
|---|---|
| 提供企業 | LawFlow株式会社 |
| おすすめの企業 | ・費用をかけずにAIレビューを試したい企業 ・NDAや業務委託契約の確認が中心の企業 |
| トライアル・デモ | 無料プランあり |
| 料金プラン | 初期費用:0円 月額:スターター 無料/スタンダード 16,500円(税込・1アカウント)/エンタープライズ 33,000円(税込・年間契約・アカウント無制限) |

生成AIと専門家の知見を組み合わせた企業法務アウトソースサービス(ALSP)で、月額1万円台から利用できる価格設定が魅力です。
AIによるリスク検出や論点の整理、類似条項の比較に加え、契約書レビューは専門家チームに代行を依頼でき、納品は最短で翌営業日です。
法務や労務の相談はチャットとメールで受け付けており、上位プランには弁護士の稼働時間も含まれます。
「高機能なツールは必要ないが、最低限のリーガルチェックはしておきたい」という個人事業主や小規模事業者にも向いたサービスです。
| サービス名 | クラウドリーガル |
|---|---|
| 提供企業 | MOLTON株式会社 |
| おすすめの企業 | ・AIと専門家の両方に頼りたい企業 ・費用を抑えて法務の体制を整えたい企業 |
| トライアル・デモ | AI機能の無料トライアルあり |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ 月額:Basic 11,000円〜/Pro 55,000円〜/Premium 110,000円〜(いずれも税込・年間契約)/Enterprise 個別見積もり |

法務アシストは、法務の人手が足りない企業が、契約書の確認を外部のチームに任せたいときに使えるAuthense Consultingのアウトソースサービスです。
業界の知識を持つ企業法務の経験者が担当に付き、テックツールを使いながら、依頼の受付から自社の基準に沿ったレビュー、回答までを一貫して引き受けます。
コンサルタントによる課題の整理や、契約レビューの基準(プレイブック)づくりの支援も受けられます。
なお、弁護士法第72条に定める法律事務(鑑定・代理など)は対象外と案内されています。
| サービス名 | 法務アシスト |
|---|---|
| 提供企業 | Authense Consulting株式会社 |
| おすすめの企業 | ・法務の人手が足りず、確認作業を外部に任せたい企業 ・契約レビューの基準を整えたい企業 |
| トライアル・デモ | 要問い合わせ |
| 料金プラン | 初期費用:要問い合わせ 月額:200,000円〜(税別) |
18サービスを種類ごとに分け、それぞれで違いが出やすい項目を比べました。気になる種類の表から見ていくと、候補を2〜3社に絞りやすくなります。
※スマホの方は横にスクロールしてご覧になれます。
契約書レビュー(リーガルチェック)とは、契約を結ぶ前に、条文に自社に不利な内容や抜け漏れ、法令に照らして問題になりそうな点がないかを確かめる作業です。
この確認をAIが支えるのがAI契約書レビューで、契約書の内容を読み込み、法的リスクの指摘や修正案の提示を自動で行います。
こうしたサービス・ツールは、法務人材の不足やコンプライアンス強化への対応として、契約書の確認を効率化する選択肢の一つになっています。
導入の最大のメリットは「審査時間の短縮」と「属人化の解消」です。
AIが一次チェックを担当することで、法務担当者は「ビジネス判断が必要な交渉」や「複雑な案件の検討」といった、より付加価値の高い業務に集中できるようになります。
AIと弁護士は「競合」するものではなく、「役割分担」すべき関係にあります。
それぞれの得意・不得意を理解し、適切に使い分けることが契約業務効率化の鍵となります。
AIの強みは「スピード」と「コストパフォーマンス」にあります。
24時間いつでも使え、件数が増えても同じ観点で確認を続けられます。
形式的なミスや条文の抜け漏れを見つけやすく、NDA(秘密保持契約)や定型的な業務委託契約など、数をこなす必要のある契約業務には特に効果を発揮します。
一方で、AIは「文脈」を読むことが苦手です。
「取引先との力関係」や「ビジネスの背景」を考慮した修正提案はできません。
また、AIは法的な最終責任を負えないため、あくまで人間の判断を支援するツールとして活用することが前提となります。
弁護士の最大の強みは、個別の事情を汲み取った戦略的なアドバイスができる点です。
紛争が発生した際には代理人として交渉にあたることもでき、法的責任を担保できる安心感があります。
M&Aや新規事業の提携など、絶対に失敗できない重要案件では、弁護士によるチェックが欠かせません。
一方、デメリットは「コスト」と「時間」です。
依頼から回答まで数日〜数週間かかることもあり、タイムチャージ等の費用も高額になりがちです。
弁護士へ依頼する際の具体的な費用相場や、コストを抑える方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:【分野別】弁護士費用の相場はいくら?安く抑える方法・払えない場合の対処法を解説
どちらか一方に決めるより、契約の重さに応じて頼み先を切り替えると、費用と安心のバランスを取りやすくなります。
日常の契約はAIで素早く確かめ、判断が重い契約だけを弁護士に回すと、法務の時間を重要な案件に振り向けられます。
契約書レビューの費用は、どの種類を選ぶかで桁が変わります。ここでは、料金が公開されているサービスを手がかりに、種類ごとの費用の目安と、稟議で比べるときの考え方を整理します。
| 種類 | 公開されている月額の例 | 初期費用 |
|---|---|---|
| AIレビュー型 | LawFlow:無料プランあり/有料16,500円〜(税込) | LawFlowは0円。ほかは要問い合わせ |
| Word作業支援型 | 公開なし(BoostDraftは利用する端末の数×月額) | BoostDraftは0円 |
| 契約管理一体型(CLM) | GMOサイン 契約レビューオプション:50,000円〜(税抜)+GMOサインの有料プラン | GMOサイン・Hubbleは0円。設定や導入支援の費用がかかるサービスもある |
| 相談・代行型 | LegalBase:5,000円〜(税抜)/クラウドリーガル:11,000円〜(税込・年間契約)/法務アシスト:200,000円〜(税別) | LegalBaseは0円。ほかは要問い合わせ |
| 弁護士に個別に依頼 | 事務所や契約書の分量、内容の難しさによって変わる | ー |
※料金は2026年10月時点の各社公式サイトの記載をもとにしています。
AIのツールは「何人で使うか」、人に頼むサービスは「どこまで任せるか」で料金が決まるのが基本です。
AIレビュー型やWord作業支援型は、アカウント数や利用する端末の数に応じた月額が中心です。契約管理一体型は、使う機能やアカウント数に加えて、導入時の設定や支援に初期費用がかかるサービスが多くなります。
相談・代行型は、AIのツールに弁護士へのチャット相談が付くものから、レビューの作業そのものを外部の担当者に任せるものまで幅があり、任せる範囲が広いほど月額も上がります。
月額だけを比べると、初期費用やオプションの分を見落としがちです。候補を比べるときは、次の3点を合わせた1年分の費用でそろえると、社内で説明しやすくなります。
あわせて、今かかっている外部への依頼費用や、担当者が契約書の確認に使っている時間と並べると、導入の効果を示しやすくなります。
数あるツールの中から自社に合うものを選ぶには、5つの視点で比較することが大切です。
「機能が多すぎて使いこなせなかった」「安さで選んで結局使えなかった」といった失敗を防ぎましょう。
自社で頻繁に扱う契約類型(NDA、業務委託、売買など)がカバーされているかを確認しましょう。
英文契約書を扱う企業は翻訳機能の有無も重要です。
ツール形態も、普段Wordで作業するなら「Wordアドイン型」、ブラウザで完結させたいなら「ブラウザ型」を選びましょう。
確認するポイント
リスク指摘だけでなく、「どう直せばいいか」まで提案してくれるかが業務効率を左右します。
修正文案を示してくれる機能や、条文の抜け漏れを指摘する機能があるツールを選びましょう。
確認するポイント
一般的な民法基準だけでは企業ごとの事情に対応できません。
自社の契約審査マニュアルやひな型を登録でき、過去の判断を次の審査に活かせるツールを選べば、長期的な資産となります。
確認するポイント
料金体系は「月額固定制」と「従量課金制」に分かれます。
処理件数が少なければ従量課金、大量に処理するなら固定制が有利です。
初期費用も含めた年間トータルコストで比較しましょう。
確認するポイント
ISMS認証(企業が情報セキュリティを管理している証明となる国際的な認証制度)やデータ暗号化は確認しておきたい条件です。
自社データがAI学習に使われないよう「オプトアウト(学習への利用を断る設定)」の可否を確認してください。
導入後のサポート体制もチェックしておくと安心です。
確認するポイント
AIは便利なツールですが、必ずしも万能ではありません。
あくまで法務担当者の「運転支援システム」であるという認識を持つことが大切です。
AIによる修正提案を利用する際は、弁護士法(非弁行為)との関係を理解しておく必要があります。
AIツールが提供する情報は、あくまで「一般的な法的情報の提供」に過ぎません。
そのため、最終的な修正判断や契約締結の意思決定は、自社の担当者が行う必要があります。
紛争性のある案件や複雑な法的判断が必要な場合は、AIの結果を鵜呑みにせず顧問弁護士に相談するフローを構築しておきましょう。
AIは条文の有利・不利を判定できますが、ビジネスの文脈までは理解できません。
「今回はどうしても契約を取りたいから多少のリスクは許容する」「相手は大企業だからこちらの要望は通りにくい」といった力関係や商談の重要度は、人間が判断する必要があります。
AIが「リスクあり」と判定しても、経営判断でGOを出す場面はあるものです。
担当者によるダブルチェック体制がなければ、逆に契約締結が遅れてビジネスチャンスを逃すことになりかねません。
アップロードした契約書データがどのように扱われるかは必ず確認しましょう。
特に「AIの学習データとして二次利用されるか」は大切なチェックポイントです。
サービスによっては「オプトアウト(学習利用拒否)」を設定できますが、初期設定はサービスごとに異なります。
ISMS認証の有無やサーバーの所在地など、自社のセキュリティ基準を満たすかどうかもしっかり確認してください。
本記事で紹介したサービスでは、LawFlowが無料プランで秘密保持契約と業務委託契約を確認できます。
クラウドリーガルはAIの機能を7日間無料で試せ、Lisse法務AI Coworkやクラウドサイン レビューにも無料トライアルがあります。
まずは無料の範囲で操作感を確かめてから、有料プランを検討すると失敗を減らせます。
使えます。本記事で紹介したサービスにも、LegalBaseのように法務担当者や顧問弁護士がいない中小企業向けのものや、LawFlowのように無料のプランで使い始められるものがあります。
最初は、NDAや業務委託契約など件数の多い契約からツールに任せると、効果を確かめやすくなります。
AIの指摘だけでは判断に迷う場合は、相談・代行型のサービスを選ぶと、社内に法務の担当者がいなくても確認の体制を整えられます。
LegalOn・MNTSQ・CoCounselは英文契約のレビューや解析に対応しています。
英文対応プランを選べばクラウドサイン レビューでも、オプションを付ければBoostDraftでも英文を扱えます。
Lisse法務AI Coworkは英文契約のAI翻訳に対応しているため、自社が扱う英文の契約類型で試しておくと安心です。
弁護士費用は、依頼する事務所や契約書の分量、内容の難しさによって変わります。
日常の契約はツールで確かめ、判断の重い契約だけを弁護士に依頼すると、費用を抑えやすくなります。
契約を結んだあとの保管や、更新期限の管理まで効率化したいなら、契約書管理システムも比べてみてください。
本記事の契約管理一体型(CLM)に加え、管理を中心にしたサービスは以下の記事で紹介しています。
関連記事:【2026年最新】契約書管理システムおすすめ比較29選|目的別の選び方と料金
契約書レビューのツールは、法務部門が「守り(リスク管理)」と「攻め(スピード)」を両立させるための手段の一つです。
リスクを抑えながら契約をすばやく進められる体制が整えば、ビジネスのスピードが上がり、企業の競争力にもつながります。
AIにチェックを任せたいのか、Wordでの作業を効率化したいのか、管理まで一体で進めたいのか、人に相談したり作業を任せたりしたいのかによって、選ぶべき種類は変わります。
導入に迷っている方は、まずは「コスト重視」「品質重視」「自社基準の適用」など、自社の優先順位を明確にすることから始めましょう。
そのうえで、気になった2〜3社の資料を取り寄せ、デモや無料トライアルで使い勝手を比べてみてください。
ツール導入はあくまで手段に過ぎないため、これをきっかけに、属人的だった契約業務フローそのものを見直し、組織全体の生産性向上につなげていきましょう。