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IT業界における法務の最新動向!AIやビッグデータ、IoTなどの様々な先端領域の法務の現状とは

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IT業界における法務の最新動向!AIやビッグデータ、IoTなどの様々な先端領域の法務の現状とは

ITは、現代社会において欠くことができないインフラとなっています。IT事業の多様化とともに、IT企業における法務のニーズも拡がっています。

とりわけ、2023年はAIが急速に普及するとともに、目覚ましく技術が進展しました。IT業界は、今後もさらに進化していくことが予測されます。

本記事では、不可逆的に進化するIT業界における法務の特徴や最新のトピックなどを解説します。

本記事のポイント

  • ITに関する法務分野は、契約業務、IT関連訴訟、個人情報保護・データガバナンス、知財戦略、業界別の業規制といった5つが主なものとして挙げられる。
  • ITに関する法務の近時のトピックとしては、2023年6月の電気通信事業法改正による外部送信規律、AIの利活用に関するデータガバナンスや著作権に関する議論が挙げられる。
  • IT業界の法務で求められる人材の要点としては、IT関連の言語や思考の理解、物事の仕組み化を得意とすること、そしてIT業界を中心とした情報収集能力の高さなどが挙げられる。

ITに関する主な法務分野5つ

ITに関連する法務業務について、主なものとして、契約業務、IT関連訴訟、個人情報保護・データガバナンス、知財戦略、そして業界別の業規制の5つをピックアップして解説していきます。

契約業務(システム開発、SaaS、ライセンス契約等)

契約業務は、契約書のドラフトやレビュー、契約交渉が基本です。

加えてシステムの開発においては、どのようなタイプの開発プロセス(いわゆるウォーターフォール型、アジャイル型といった分類など)であるかといった違いがあります。

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