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【2025年】勤怠管理システムおすすめ29選!中小企業向けに料金・機能を徹底比較

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【2025年】勤怠管理システムおすすめ29選!中小企業向けに料金・機能を徹底比較

  • 「毎月のタイムカード集計に時間がかかりすぎている…」
  • 「法改正に正しく対応できているか不安…」
  • 「テレワークやフレックスタイムなど、多様な働き方に合った勤怠管理がしたい」

企業の成長を支える人事・総務担当者の皆様にとって、勤怠管理は正確性が求められる一方で、非常に手間のかかる業務ではないでしょうか。

この記事では、数ある勤怠管理システムを徹底的にリサーチし、本当におすすめできる29社を厳選して目的別に比較します。

この記事を最後まで読めば、貴社が抱える勤怠管理の課題を解決し、導入の失敗を避けるための最適なシステムが必ず見つかります。

まず結論として、様々な目的の中でも特に声が多かった3つのニーズ「総合評価」「コスト重視」「多機能性」において、特におすすめのシステムを先にご紹介します。

目的 おすすめシステム 特徴
総合評価 KING OF TIME 業界トップクラスの導入実績。
機能の網羅性と安定性でどんな企業にもフィット。
コスト重視 ハーモス勤怠 by IEYASU 無料プランでも基本的な機能が充実。
スタートアップや小規模事業者に最適。
多機能性 ジョブカン勤怠管理 勤怠管理だけでなく、労務や給与計算など必要な機能だけを選んで組み合わせ可能。

もし一つでも気になるシステムがあれば、ぜひこの記事で詳細を確認し、貴社の業務効率化への第一歩を踏み出してください。

目次

勤怠管理システムとは?基本と導入の必要性を解説

勤怠管理システムとは、従業員の出退勤時刻、労働時間、休憩、休暇取得状況などをデジタルで記録・集計し、一元管理するためのツールです。

従来のタイムカードやExcelによる管理と大きく異なるのは、「自動化」と「リアルタイム性」です。

手作業による集計ミスや不正のリスクをなくし、担当者の工数を大幅に削減します。

さらに、従業員の労働状況をリアルタイムで可視化できるため、長時間労働の是正やコンプライアンス遵守にも直結します。

特に、働き方改革関連法による時間外労働の上限規制や、2024年4月から適用が開始された建設業・運送業・医師への時間外労働上限規制(いわゆる2024年問題)への対応は、もはや手作業での管理では限界があります。

客観的な労働時間の記録は、企業と従業員の双方を守るために不可欠であり、勤怠管理システムの導入は「推奨」から「必須」の経営課題となりつつあります。

システムの主な提供形態:クラウド型とオンプレミス型の違い

勤怠管理システムは、主に「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類に分けられます。

それぞれの特徴を理解し、自社に合った形態を選ぶことが重要です。

比較項目 クラウド型 オンプレミス型
導入形態 インターネット経由で利用 自社サーバーに構築
初期費用 低い(0円の場合も) 高い
月額料金 従業員数に応じた従量課金が主 基本的になし(保守費用は発生)
導入期間 短い(即日利用可能な場合も) 長い(数ヶ月〜)
カスタマイズ性 限定的 高い
メンテナンス ベンダー側で実施 自社で実施
法改正対応 自動アップデート 自社で対応が必要

結論として、IT専門の担当者がいない、あるいはコストを抑えてスピーディに導入したい中小企業には、クラウド型が圧倒的におすすめです。

本記事で紹介するシステムも、ほとんどがこのクラウド型に該当します。

勤怠管理システム導入のメリットと注意点(デメリット)

システムの導入を成功させるには、そのメリットを最大限に活かし、注意点を事前に理解して対策を講じることが不可欠です。

ここでは、導入の「光」と「影」の両面を客観的に解説します。

導入で得られる4つのメリット

  1. 勤怠集計・給与計算の工数を大幅に削減し、コア業務に集中できる
    月末にタイムカードを回収し、Excelに打ち込み、残業時間や深夜労働を計算する…こうした手作業がすべて自動化されます。
    担当者は単純作業から解放され、人事評価制度の構築や採用活動といった、より戦略的なコア業務に時間を使えるようになります。
  2. リアルタイムでの労働時間把握により、長時間労働を抑制し法令遵守を徹底
    従業員ごとの残業時間がリアルタイムで可視化され、「時間外労働の上限を超えそう」な従業員には自動でアラートが通知されます。
    これにより、知らないうちに法令違反を犯してしまうリスクを未然に防ぎ、従業員の健康管理にも繋がります。
  3. 多様な働き方(テレワーク、フレックス、シフト制)に柔軟に対応可能
    GPS打刻やPCログオン打刻など、場所を選ばない打刻方法により、テレワークや直行直帰の従業員の勤怠も正確に管理できます。
    複雑なシフトパターンや変形労働時間制にも対応できるため、企業の成長や働き方の変化に柔軟に対応し続けられます。
  4. 打刻データの客観性担保により、不正や改ざんを防止し、健全な労務管理を実現
    生体認証やICカード打刻は、代理打刻などの不正を物理的に防止します。
    また、打刻時刻の修正には管理者の承認が必要となるため、データの客観性が担保されます。
    これにより、未払い残業代などの労務トラブルのリスクを低減し、企業と従業員の健全な信頼関係を築きます。

導入前に知るべき注意点・デメリット3選

  1. 初期費用や月額料金などの導入・運用コストが発生する
    Excelやタイムカードでの管理と違い、システムの利用にはコストがかかります。
    しかし、手作業にかかっていた人件費や、集計ミスによる損失、法改正への対応漏れのリスクなどを考慮すれば、多くの場合、投資対効果は非常に高いと言えます。
    無料プランや補助金の活用も有効な対策です。
  2. 全従業員が慣れるまで、一時的に教育コストや問い合わせ対応が増加する
    新しいツールの導入には、必ず操作に慣れるまでの期間が必要です。
    特にITに不慣れな従業員が多い場合、導入初期は管理者への問い合わせが増加する可能性があります。
    この対策として、マニュアルの整備や社内説明会の実施、そして何よりサポート体制が充実したベンダーを選ぶことが重要になります。
  3. 自社の複雑な就業規則にシステムが適合しない可能性がある
    独自の就業規則や特殊な手当、複雑なシフトパターンがある場合、標準機能だけでは対応しきれないことがあります。
    導入後に「自社のルールでは使えなかった」という失敗を避けるため、必ず無料トライアルを利用し、自社の就業規則をシステム上で再現できるか、事前に徹底的に検証することが不可欠です。

【目的別】勤怠管理システムのおすすめ人気ランキング29選

ここからは、実際にどのシステムを選べば良いのか、具体的な製品をご紹介します。

本記事では、「機能の網羅性」「操作性」「料金」「サポート体制」「第三者機関による口コミ・評判」を基準に、ユニークな29のサービスを厳選しました。

(一部サービスは特徴に応じて複数カテゴリで再掲しています)

【総合評価】まず検討したいおすすめ勤怠管理システム5選

機能、実績、サポートのバランスが良く、多くの企業で導入実績のある「王道」とも言えるシステムです。

どのシステムを選べば良いか迷ったら、まずはこの中から検討することをおすすめします。

1. KING OF TIME

KING OF TIME

  • サービス名:KING OF TIME
  • 特徴:導入社数65,000社以上(※2025年10月1日時点、公式サイトより)という業界トップクラスの実績を誇る勤怠管理システムのパイオニア。
    生体認証からGPS打刻まで多彩な打刻方法に対応し、業種や企業規模を問わず柔軟にフィットします。
    長年の運用で培われた安定性と信頼性が最大の強みです。
  • おすすめの企業:初めてシステムを導入する企業、信頼と実績を最重視する企業。
  • 料金プラン:初期費用0円、月額300円 / ユーザー

2. ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理

  • サービス名:ジョブカン勤怠管理
  • 特徴:勤怠管理だけでなく、労務管理、給与計算、経費精算など、必要な機能をシリーズから選んで組み合わせられるのが最大の特徴。
    最初は勤怠管理だけスモールスタートし、後から機能を追加していくことができます。
    直感的なUIで使いやすさにも定評があります。
  • おすすめの企業:将来的にバックオフィス全体の効率化を見据えている企業、コストを最適化したい企業。
  • 料金プラン:初期費用0円、月額200円〜 / ユーザー(選択機能による)

3. マネーフォワード クラウド勤怠

マネーフォワード クラウド勤怠

  • サービス名:マネーフォワード クラウド勤怠
  • 特徴:給与計算、会計、経費精算など、他の「マネーフォワード クラウド」シリーズとのシームレスな連携が魅力です。
    バックオフィス業務全体を一つのプラットフォームで完結させたい企業に最適。 日々の勤怠データが自動で給与計算に反映されるため、転記ミスや手間を根本から解消します。
  • おすすめの企業:すでにマネーフォワードシリーズを利用している企業、バックオフィス全体のDXを推進したい企業。
  • 料金プラン:月額900円〜 / ユーザー(プラン・年額払いなどにより変動)

4. freee勤怠管理Plus

freee勤怠管理Plus

  • サービス名:freee勤怠管理Plus
  • 特徴:「freee人事労務」と一体型で提供されるサービス。
    シンプルな操作画面と、人事労務freeeとの強力な連携が特徴です。
    打刻から給与明細の作成・配布まで、一気通貫で効率化できる点が強みです。
  • おすすめの企業:freee人事労務を利用している企業、シンプルな操作性を求める企業。
  • 料金プラン:月額400円〜 / ユーザー(プラン・年額払いなどにより変動)

5. ジンジャー勤怠

ジンジャー勤怠

  • サービス名:ジンジャー勤怠
  • 特徴:勤怠管理だけでなく、人事管理、給与計算、経費精算など、人事領域のデータを一つのデータベースで管理できる「jinjer」シリーズの中核機能。
    従業員情報を一元化することで、入退社手続きや組織変更にもスムーズに対応できるプラットフォームです。
  • おすすめの企業:人事データの一元管理を目指す企業、拡張性を重視する企業。
  • 料金プラン:月額300円〜 / ユーザー(要問い合わせ)

【中小企業・小規模向け】低コストで導入できるおすすめ勤怠管理システム12選

従業員数300名以下の中小企業や、コストを最優先したいスタートアップにおすすめのシステムです。

低価格ながらも、勤怠管理に必要な基本機能をしっかり押さえたサービスを厳選しました。

6. ハーモス勤怠 by IEYASU

ハーモス勤怠 by IEYASU

  • サービス名:ハーモス勤怠 by IEYASU
  • 特徴:人事労務の専門家が開発したシステムで、無料プランでも基本的な勤怠管理機能が利用できるという圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
    有料プランも月額100円/ユーザーからと非常に安価で、多くのスタートアップやベンチャー企業に支持されています。
  • おすすめの企業:従業員30名以下の企業、とにかくコストを抑えたい企業。
  • 料金プラン:無料プランあり、有料プランは月額100円〜 / ユーザー

7. CLOUZA

CLOUZA

  • サービス名:CLOUZA(クラウザ)
  • 特徴:タイムレコーダーで有名なアマノのグループ会社が提供するクラウドサービス。
    初期費用0円、月額200円/ユーザーというシンプルな料金体系が魅力です。
    誰でも簡単に使える操作性にこだわり、ITが苦手な担当者でも安心して導入できます。
  • おすすめの企業:シンプルな機能で十分な企業、ITツールの設定に不安がある企業。
  • 料金プラン:初期費用0円、月額200円 / ユーザー

8. レコル

レコル

  • サービス名:レコル
  • 特徴:月額100円/ユーザーという低価格ながら、直感的なUIと手厚い無料サポートが魅力のシステム。
    シンプルな操作性で、導入後の定着がスムーズに進みます。
    特にシフト管理機能に定評があり、アルバイトやパート従業員が多い職場におすすめです。
  • おすすめの企業:ITツールに不慣れな従業員が多い企業、シフト管理を効率化したい企業。
  • 料金プラン:初期費用0円、月額100円 / ユーザー

9. Touch On Time

 Touch On Time

  • サービス名:Touch On Time(タッチオンタイム)
  • 特徴:KING OF TIMEと並ぶ業界の古参で、高い安定性と信頼性が特徴
    月額300円/ユーザーで全機能が利用できる分かりやすい料金体系です。
    指紋認証やICカードなど、専用の打刻機との連携に強く、不正打刻防止を徹底したい企業に適しています。
  • おすすめの企業:正確な打刻と不正防止を徹底したい企業、安定稼働を重視する企業。
  • 料金プラン:初期費用0円、月額300円 / ユーザー

10. kincone

kincone

  • サービス名:kincone(キンコン)
  • 特徴:交通系ICカードをリーダーにかざすだけで、出退勤打刻と交通費精算が同時に完了するのが最大の特徴。
    営業など移動が多い職種に絶大な支持を得ています。
    チャットツール(Slack, Chatwork)との連携もスムーズです。
  • おすすめの企業:外勤や出張が多い従業員が中心の企業、交通費精算も効率化したい企業。
  • 料金プラン:初期費用0円、月額220円 / ユーザー

11. oplus

oplus

  • サービス名:oplus(オプラス)
  • 特徴:シンプルな機能とデザインで、誰でも迷わず使えることを追求したシステム。
    シフト管理機能が非常に柔軟で、LINEでのシフト提出やヘルプ募集など、アルバイト中心の職場に便利な機能が揃っています。
  • おすすめの企業:飲食店や小売店など、シフト管理が煩雑な企業。
  • 料金プラン:無料プランあり、有料プランは月額300円 / ユーザー

12. follow Smart Touch

follow Smart Touch

  • サービス名:follow Smart Touch
  • 特徴:NTTコムウェアが提供する信頼性の高いサービス。
    堅牢なセキュリティと安定した運用が魅力で、中小企業でも安心して利用できます。
    基本的な勤怠管理機能を網羅しつつ、シンプルな料金体系で提供されています。
  • おすすめの企業:セキュリティやシステムの安定性を重視する企業。
  • 料金プラン:月額200円~ / ユーザー

13. AKASHI

AKASHI

  • サービス名:AKASHI
  • 特徴:ソニーネットワークコミュニケーションズが提供するサービス。
    直感的で洗練されたインターフェースと、多様な働き方に対応する柔軟な設定が特徴です。
    30日間の無料トライアルで全機能を試せるのも魅力です。
  • おすすめの企業:デザイン性や操作性を重視する企業、テレワークやフレックス制を導入している企業。
  • 料金プラン:月額200円〜 / ユーザー

14. Time-R

Time-R

  • サービス名:Time-R
  • 特徴:PCのログオン・ログオフ時間と連携して自動で打刻できる機能があり、特にデスクワーカーの勤怠管理を効率化します。
    サービス残業の防止や、実労働時間との乖離の把握に役立ちます。
  • おすすめの企業:デスクワーク中心で、PC利用時間の正確な把握をしたい企業。
  • 料金プラン:月額110円〜 / ユーザー

15. CC-BizMate

CC-BizMate

  • サービス名:CC-BizMate
  • 特徴:1ユーザー月額200円から利用できる手頃な価格設定が魅力
    低価格ながらも、シフト管理や休暇管理、各種アラート機能など、中小企業に必要な機能を十分に備えています。
  • おすすめの企業:コストを重視する小規模事業者。
  • 料金プラン:月額200円 / ユーザー

16. 勤革時

勤革時

  • サービス名:勤革時
  • 特徴:KING OF TIMEのOEMサービスで、NTT東日本が提供。
    基本的な機能はKING OF TIMEを踏襲しつつ、NTT東日本の手厚い導入・運用サポートを受けられるのが特徴です。
  • おすすめの企業:ツールの初期設定や運用に不安があり、手厚いサポートを求める企業。
  • 料金プラン:初期費用0円、月額300円 / ユーザー

17. rakumo キンタイ

rakumo キンタイ

  • サービス名:rakumo キンタイ
  • 特徴:Google WorkspaceやMicrosoft 365との連携に特化
    カレンダー情報と連携して勤務予定を自動作成したり、打刻や申請を使い慣れたツール上でおこなえたりするため、導入がスムーズに進みます。
  • おすすめの企業:Google WorkspaceやMicrosoft 365を全社で導入している企業。
  • 料金プラン:月額300円 / ユーザー

【大企業・機能重視向け】カスタマイズ性に優れたおすすめ勤怠管理システム5選

従業員数1,000名以上や、複雑な就業規則を持つ企業向けのハイスペックなシステムです。

高いカスタマイズ性や内部統制機能が求められる場合に適しています。

18. COMPANY

COMPANY

  • サービス名:COMPANY
  • 特徴:大手企業向けERPパッケージのトップシェアを誇る製品。
    勤怠管理だけでなく、人事・給与・タレントマネジメントなど、あらゆる人事業務を統合管理できます。
    グループ会社管理や複雑な人事制度にも対応できる柔軟性が強みです。
  • おすすめの企業:従業員数1,000名以上の大企業、グループ全体の勤怠管理を統合したい企業。
  • 料金プラン:要問い合わせ

19. TeamSpirit

TeamSpirit

  • サービス名:TeamSpirit
  • 特徴:Salesforceプラットフォーム上で動作する勤怠管理・工数管理・経費精算の統合ツール。
    プロジェクトごとの工数管理と勤怠管理を連携させたい企業に最適です。
    勤怠データからプロジェクト原価を正確に算出できるため、精度の高い予実管理を実現します。
  • おすすめの企業:プロジェクト単位で業務をおこなうIT企業やコンサルティング会社、工数管理を重視する企業。
  • 料金プラン:要問い合わせ

20. WiMS/SaaS勤務管理システム

WiMS/SaaS勤務管理システム

  • サービス名:WiMS/SaaS勤務管理システム
  • 特徴:内部統制の強化を支援する機能が充実しており、上場企業やその準備企業に多く導入されています。
    申請・承認のワークフローを柔軟に設定でき、監査対応にも強いのが特徴です。
  • おすすめの企業:内部統制やコンプライアンスを特に重視する大企業。
  • 料金プラン:要問い合わせ

21. TimePro-VG

TimePro-VG

  • サービス名:TimePro-VG
  • 特徴:タイムレコーダーのパイオニアであるアマノが提供する、大規模向け勤怠管理システム。
    アマノ製の様々なタイムレコーダーと連携し、正確な打刻データを収集できます。
    オンプレミス型での提供も可能です。
  • おすすめの企業:製造業など、多様な就業形態の従業員を抱える大企業。
  • 料金プラン:要問い合わせ

22. キンタイミライ

キンタイミライ

  • サービス名:キンタイミライ
  • 特徴:大規模法人向けに特化しており、数万人規模の勤怠管理にも対応可能なスケーラビリティが魅力です。
    iPadをタイムレコーダーとして活用でき、直感的な操作性を実現しています。
  • おすすめの企業:従業員数が数千人〜数万人規模の超大企業。
  • 料金プラン:要問い合わせ

【業界特化型】特殊な勤務形態に対応するおすすめ勤怠管理システム3選

特定の業界ならではの課題解決に特化した機能を備えたシステムです。

23. 使えるくらうど勤怠管理 for 建設

使えるくらうど勤怠管理 for 建設

  • サービス名:使えるくらうど勤怠管理 for 建設
  • 特徴:現場ごとの出面管理や、応援・常用など建設業特有の複雑な労務形態に対応。
    作業員名簿やグリーンサイトとの連携も可能で、建設業の勤怠管理を強力にサポートします。
  • おすすめの企業:建設業、工事業。
  • 料金プラン:要問い合わせ

24. スマレジ・タイムカード

スマレジ・タイムカード

  • サービス名:スマレジ・タイムカード
  • 特徴:クラウドPOSレジ「スマレジ」と完全連携
    店舗スタッフのシフト希望収集から、売上データに基づいた人時売上高の分析、人件費計算までをシームレスにおこなえます。
  • おすすめの企業:飲食店、小売店など店舗ビジネスを運営する企業。
  • 料金プラン:無料プランあり、スタンダードプランは10名まで¥0 / 月

25. シフトマックス

シフトマックス

  • サービス名:シフトマックス
  • 特徴:派遣スタッフの勤怠管理に特化したシステム。
    派遣先、派遣元、派遣スタッフ間での勤怠承認フローをWeb上で完結できます。
    請求書の発行機能も備わっています。
  • おすすめの企業:人材派遣業。
  • 料金プラン:要問い合わせ

【無料プランあり】コストを抑えて始められるおすすめ勤怠管理システム4選

まずは無料で試したい、あるいは従業員数が少なく有料版はまだ早い、という企業向けのシステムです。

26. ハーモス勤怠 by IEYASU (再掲)

ハーモス勤怠 by IEYASU

  • サービス名:ハーモス勤怠 by IEYASU
  • 無料プランの特徴:従業員数に制限なく、基本的な打刻、勤怠データの自動集計、残業管理、各種レポート出力といったコア機能が利用できます。
    勤怠管理システムの基本を学ぶのに最適です。
  • 有料プランとの違い:休暇の自動付与、アラート機能、シフト管理機能などは有料となります。

27. oplus (再掲)

oplus

  • サービス名:oplus
  • 無料プランの特徴:従業員100名まで、シフト管理と勤怠管理の基本機能が無料で利用できます。
    特にLINEでのシフト提出・共有機能が無料で使える点は大きな魅力です。
  • 有料プランとの違い:有給休暇管理、各種申請ワークフロー、データ出力などは有料となります。

28. TimeClock Wizard

TimeClock Wizard

  • サービス名:TimeClock Wizard
  • 無料プランの特徴:非常にシンプルな無料の打刻アプリ。
    iPadやスマートフォンをタイムレコーダーとして設置し、簡単に出退勤を記録できます。
    集計機能は最小限です。
  • 有料プランとの違い:詳細なレポート機能やデータのエクスポートは有料となります。

29.スマレジ・タイムカード (再掲)

スマレジ・タイムカード

  • サービス名:スマレジ・タイムカード
  • 無料プランの特徴:10名までの従業員であれば、基本的な打刻機能、シフト管理、給与計算連携機能が無料で利用できます。
    小規模な店舗に最適です。
  • 有料プランとの違い:人時売上高の分析、複数店舗管理、ヘルプ機能などは有料となります。

失敗しない勤怠管理システムの選び方|比較ポイント5つ

数あるシステムの中から自社に最適な一つを選ぶためには、明確な比較軸を持つことが重要です。

ここでは、導入担当者が必ずチェックすべき5つのポイントを解説します。

この5つを基準に比較検討すれば、導入後の「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを確実に防げます。

ポイント1:企業の規模と事業フェーズに合っているか

現在の従業員数に合っているかは当然ですが、1年後、3年後の事業計画も見据えましょう

将来的に従業員が増える予定があるなら、人数が増えても料金体系が柔軟に対応できるか、権限設定などを細かく管理できるかが重要になります。

企業の成長に合わせてスケールできるシステムを選びましょう。

ポイント2:自社の働き方に合った打刻方法が選択できるか

従業員の働き方は様々です。

オフィスワーカー中心ならICカード、営業など直行直帰が多いならGPS打刻、テレワーク中心ならPCログオン打刻が便利です。

不正打刻防止を徹底したいなら生体認証が有効です。

従業員全員がストレスなく打刻できる方法が用意されているか、必ず確認してください。

ポイント3:給与計算ソフトなど既存システムと連携可能か

勤怠データを給与計算ソフトに手入力していませんか?

API連携に対応したシステムを選べば、ボタン一つでデータを自動連携でき、手作業を完全にゼロにできます。

現在利用している給与計算ソフトや労務管理ソフトとの連携実績があるか、公式サイトで確認、または問い合わせてみましょう。

ポイント4:料金体系を正確に把握する|隠れコストに注意

月額料金の安さだけで選ぶのは危険です。

初期費用はかかるのか、最低利用人数や最低契約期間はあるのか、電話サポートはオプション料金ではないかなど、公式サイトの料金ページを隅々まで確認しましょう。

複数社から見積もりを取り、総コストで比較することが重要です。

ポイント5:導入後のサポート体制で選ぶ|チャットや電話サポートの有無は必須で確認

導入初期は、就業規則の反映など設定でつまずくことが少なくありません。

そんな時に、メールだけでなく電話やチャットで気軽に質問できるサポート体制があるかは非常に重要です。

無料トライアル期間中に、実際にサポートに問い合わせてみて、その対応スピードや質を確かめてみることを強くおすすめします。

勤怠管理システムの導入までの流れ・4ステップ

実際にシステムを導入する際の、一般的な流れを4つのステップで解説します。

このプロセスを理解しておくことで、スムーズな導入計画を立てることができます。

ステップ1:課題の洗い出しと導入目的の明確化

まずは現状の課題を具体的にリストアップします。

「集計作業に毎月20時間かかっている」「残業時間の管理ができていない」など、できるだけ数値で把握しましょう。

その上で、「工数を月5時間に削減する」「残業時間を10%削減する」といった導入目的(ゴール)を明確に設定します。

ステップ2:複数システムの比較検討と候補の絞り込み

先ほど解説した「選び方5つのポイント」を基に、自社の要件をまとめたチェックリストを作成します。

そのリストを使い、本記事で紹介したシステムの中から候補を3〜5社に絞り込みましょう。

公式サイトから資料を請求し、詳細な機能や料金を比較します。

ステップ3:無料トライアルの実施と操作性の評価

候補を絞り込んだら、必ず無料トライアルを実施します。

管理者だけでなく、実際に利用する従業員にも操作してもらいましょう。

「マニュアルを見なくても直感的に使えるか」「申請・承認フローは分かりやすいか」といった現場の声をヒアリングすることが、導入後の定着を左右します。

ステップ4:導入準備と社内への周知・運用開始

導入するシステムが決まったら、本契約に進みます。

従業員データを登録し、就業規則に合わせてシステムの設定をおこないます。

同時に、従業員向けの説明会を開いたり、操作マニュアルを配布したりして、全社的な理解と協力を得られるように丁寧な周知活動をおこないましょう。

導入を成功させる定着のコツ3選|現場が使わなければ意味がない

高機能なシステムを導入しても、現場で使われなければ宝の持ち腐れです。

導入後のスムーズな定着こそが、真の成功と言えます。

ここでは、担当者の負担を減らし、全従業員がシステムを活用するための3つのコツをご紹介します。

コツ1:導入目的とメリットを全従業員に丁寧に説明する

「管理が厳しくなるのでは?」という従業員の不安を払拭するため、「なぜ導入するのか」という目的を経営層から発信することが重要です。

「スマホで休暇申請が完結する」「給与明細をいつでも確認できる」など、従業員側のメリットも具体的に伝え、ポジティブな協力体制を築きましょう。

コツ2:導入初期の問い合わせ窓口を一本化し、FAQを蓄積する

導入直後は、操作方法に関する問い合わせが増えることを見越して、人事・総務部内に専門の対応窓口を設けましょう

そして、寄せられた質問と回答を社内イントラネットなどにFAQとして蓄積していくことで、同じ質問に何度も答える手間が減り、従業員の自己解決も促進されます。

コツ3:スモールスタートで効果を実感し、徐々に利用範囲を拡大する

最初から全社・全部署で一斉に導入するのではなく、まずはITリテラシーの高い部署や特定の機能から試験的に導入する「スモールスタート」が有効です。

小さな成功事例を作り、その効果を社内で共有することで、「うちの部署でも使ってみたい」という前向きな雰囲気が生まれ、全社展開がスムーズになります。

勤怠管理システムに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 無料の勤怠管理システムと有料版の違いは何ですか?

A. 主な違いは「機能制限」と「サポートの有無」です。

無料プランは、利用できる従業員数やデータの保存期間に上限があったり、一部の便利機能(アラート機能など)が使えなかったりする場合があります。

また、電話やチャットでのサポートが受けられないことがほとんどです。

まずは無料で試してみて、機能に不足を感じたら有料版に移行するのが賢明な使い方です。

Q2. 導入にあたって補助金や助成金は利用できますか?

A. はい、利用できる可能性があります

「IT導入補助金」「働き方改革推進支援助成金」などが代表的です。

これらの制度は、中小企業のITツール導入や生産性向上を支援するもので、勤怠管理システムも対象となることが多いです。

ただし、公募期間や対象条件が変動するため、中小企業庁や厚生労働省の公式サイトで最新情報を必ず確認してください。

Q3. セキュリティ対策は問題ありませんか?

A. 信頼できるベンダーのクラウド型システムは、非常に高いレベルのセキュリティ対策を講じています

通信の暗号化(SSL)、不正アクセスを防ぐIPアドレス制限、第三者機関による脆弱性診断などは標準装備されていることがほとんどです。

プライバシーマークやISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得しているベンダーを選ぶと、より安心して利用できるでしょう。

まとめ|自社に最適な勤怠管理システムで業務効率化と働き方改革を

本記事では、勤怠管理システムの基本的な知識から、メリット・デメリット、そして自社に最適なシステムを選ぶための具体的な比較ポイントとおすすめの29製品をご紹介しました。

勤怠管理システムの導入は、単に集計作業を楽にするだけのツールではありません。

それは、コンプライアンスを遵守し、従業員の働きやすい環境を整え、企業の生産性を向上させるための重要な経営投資です。

この記事が、貴社の勤怠管理における課題解決の一助となれば幸いです。

まずは、記事中の比較表に戻って気になるシステムをいくつかピックアップし、無料トライアルや資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。

その小さな一歩が、貴社の働き方を大きく変えるきっかけになるはずです。

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