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労務の転職活動の進め方について、悩んでいる方は少なくありません。
労務職は企業の運営に欠かせない重要な役割を担う専門職であり、その専門性ゆえに転職市場でも高い需要があります。
しかし、専門性が高いがゆえに、自力での転職活動には困難が伴うことも少なくありません。
そこで注目したいのが、労務特化型の転職エージェントです。
本記事では、労務特化型の転職エージェント9社や選ぶ際のポイント、利用する際のメリット・デメリットなどについて解説します。
労務向けの転職エージェントとして、9の転職エージェントを紹介します。
BEET-AGENTは、管理部門やバックオフィスに特化した労務職で転職したいリーダー・ミドルクラス向けの転職エージェントです。
労務はもちろんですが、人事や総務などの求人にも強みを持ち、上場企業やIPO準備中の企業からの求人も多く取り扱っています。
キャリアアドバイザーが求職者の労務スキルや経験を詳しくヒアリングし、最適な労務求人を紹介してくれるため、ミスマッチの少ない転職が可能です。
また、非公開求人も多く、自己応募では見つけにくい求人にアクセスできる点も魅力です。
【BEET-AGENTの口コミ】
人材事業会社 労務部門内定|28歳 女性
大変良い求人をご紹介いただいたうえ、良いアドバイスをいただけたことで、自分では予想もしなかった大企業に入社できました。
このような結果になるとは、自分自身でも驚いていますが、これもBEET-AGENTに登録してサポートしていただいたおかげです。
公式サイト:https://beet-agent.com/
MS Agentは、株式会社MS-Japanが運営している管理部門・専門職に特化した転職エージェントです。
経理・財務、人事・総務、法務などのバックオフィス系職種に強みを持ち、30年以上の実績があります。
特に労務分野では、豊富な求人情報と専門的なサポートを提供しており、求職者のキャリアアップを支援します。
非公開求人も多く、MS Agentにしかない独自の求人も多数取り扱っているのが特徴です。
公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/
SYNCAは、株式会社WARCが運営している労務・人事・総務などの管理部門・バックオフィスへの転職に特化した転職サイトです。
ベンチャー企業やスタートアップ企業からの求人が多く、柔軟な働き方や新規事業に携わるポジションを探している方に適しています。
市場価値診断やスキルの可視化サービスを提供しており、ミスマッチを防ぐためのサポートが充実しているのが特徴です。
公式サイト:https://candidate.synca.net/
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する総合型転職サイトです。
労務の求人も豊富に掲載している他、リモートワーク対応求人やこだわり条件検索が充実しており、求職者の希望に合った求人を見つけやすいです。
キャリアアドバイザーによるサポートも手厚く、履歴書の添削や面接対策など、転職活動全般にわたる支援を受けられます。
公式サイト:https://doda.jp/
ビズリーチは、株式会社ビズリーチが運営するハイクラス人材向けの転職エージェントです。
登録審査があり、一部有料サービスとなっていますが、その分質の高い求人情報とサポートを提供しています。
企業やヘッドハンターから直接スカウトが届くため、効率よく転職活動ができる、自分でヘッドハンターを選んで相談できるといった特徴があります。
30代~50代が対象で、年収1,000万円以上の求人が3割以上を占めていることから、キャリアに自信のある方や高年収を目指したい方には特におすすめです。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営している国内最大級の転職エージェントです。
労務分野をはじめとする求人を豊富に取り扱っている他、非公開求人も充実しているため、求職者の希望に合った求人を見つけやすく、どんな企業が合うのか分からないという方におすすめです。
公式サイト:https://www.r-agent.com/
パソナキャリアは、株式会社パソナが運営する総合型の転職エージェントです。
認定シニアコンサルタント制度を活用すれば、業界の実状に詳しいコンサルタントが、求職者の要望を聞きながら、適性にマッチした求人を紹介してくれます。
総合型転職エージェントであるため、労務の求人情報が豊富で、ハイクラス転職を目指せるのもパソナキャリアの大きな魅力です。
公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
JACリクルートメントは、株式会社JACリクルートメントが運営しているミドル・ハイクラス人材向けの転職エージェントです。
労務の管理職や専門職の求人に強みを持っている他、外資系企業やグローバル企業への転職支援実績も豊富で、英文レジュメ作成や英語面接対策などのサポートも充実しています。
そのため、外資系企業に転職したい方と相性がよい転職エージェントです。
公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
マイナビAGENTは、株式会社マイナビが運営している総合型転職エージェントです。
幅広い業種・職種の求人を取り扱っていますが、労務の求人も豊富で、専任のキャリアアドバイザーが求職者の希望に合った求人を紹介してくれます。
また、履歴書の添削や面接対策などのサポートを受けられる他、企業の内部情報や職場環境についても詳しく教えてくれるため、安心して転職活動を進められます。
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
労務の転職において、転職エージェントの利用が向いている人の特徴は次の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
転職活動は多くのステップを踏む必要があるため、現職がある中での活動は時間と労力がかかります。
サポートを受けながら効率的に労務の転職活動を進めたい人には、転職エージェントの利用がおすすめです。
また、転職エージェントは、キャリアアドバイザーが求人の紹介から応募書類の添削、面接対策、給与交渉まで幅広くサポートしてくれます。そのため、1人で転職活動するのが不安という方とも相性が良いです。
はじめて転職活動をする人も、転職エージェントの利用が向いています。
はじめての転職活動は、不安や疑問が多く、どのように進めれば良いか分からないことが多いです。そんなときに転職エージェントを利用すれば、キャリアアドバイザーがイチから丁寧にサポートしてくれます。
履歴書・職務経歴書の添削や面接対策、キャリアプランなど、転職希望者の状況に応じて、労務の転職に関するさまざまなアドバイスを受けられるため、円滑な転職活動が可能です。
転職を考えているものの、具体的な業界が決まっていない人にも、転職エージェントの利用はおすすめです。
転職エージェントを利用すれば、自身の労務スキルや経験、希望条件をもとに、最適な業界を提案してくれます。
キャリアを棚卸して転職先の選択肢を広げたい人や、自分に合った業界を見つけたい人にとって、転職エージェントの利用は役立つはずです。
労務に強い転職エージェントを選ぶ際のポイントは、次の4つです。
それぞれ詳しく解説します。
労務に強い転職エージェントを選ぶ際、まず注目すべきは求人件数・非公開求人の豊富さです。
求人件数が多いエージェントであれば、幅広い選択肢を提供してくれるため、自分に最適な職場を見つける確率が高まります。
そのため、転職エージェントを利用して労務への転職成功確率を少しでも高めたいのであれば、求人件数・非公開求人の多さを確認することが重要です。
労務の転職市場に関する知識が豊富なエージェントを選ぶことも重要です。
労務の専門知識を持つエージェントであれば、業界の最新動向やトレンドを把握しており、求職者に対して的確なアドバイスを提供できます。
簡単にいえば、労務におけるキャリアアップの道筋や、自分のスキルがどのようなポジションにマッチするかなど、より具体的なアドバイスを受けられるということです。
労務への転職成功率を高めたいのであれば、労務向け転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントのサービス内容が充実しているかどうかも、選ぶ際の重要なポイントです。
転職エージェントで受けられる代表的なサービスは次のとおりです。
ただし、上記はあくまでも一例であり、転職エージェントによってはサービス内容が異なります。
サービス内容が充実しているエージェントを選ぶことで、ストレスを軽減しながら転職活動を進められます。
労務の転職実績が豊富なエージェントを選ぶことも、転職を成功させる鍵です。
転職実績のある転職エージェントであれば、多くの求職者をサポートしてきた経験・そのノウハウを活かして的確なアドバイスを提供してくれます。
また、企業との強いコネクションを持っているため、求職者にとって有利な条件での転職を実現しやすくなります。
転職エージェントを利用する際は、労務の転職実績を確認し、信頼できるパートナーを選ぶことが重要です。
労務の転職で転職エージェントを利用するメリットは、次の5つです。
それぞれ詳しく解説します。
転職エージェントを利用する大きなメリットの一つは、条件交渉を代行してもらえる点です。
給与や待遇、勤務条件など、自分では言いにくい要求もエージェントがフォローしてくれます。
特に労務のような専門職では、適切な給与水準や福利厚生の条件を把握するのが難しいです。
転職エージェントは市場の相場を熟知しており、求職者にとって最適な条件を引き出すための交渉をしてくれるため、納得のいく条件での転職が実現しやすいです。
転職エージェントを利用することで、一般には公開されていない労務の非公開求人に応募できる点も大きなメリットです。
非公開求人は、企業が特定のエージェントにのみ依頼することが多く、競争が少ないため、より良い条件の求人に出会える可能性が高まります。
また、非公開求人は管理職や高待遇のポジションが多く含まれていることが多いため、キャリアアップを目指す求職者にとって非常に有利です。
転職の成功率を高めたいのであれば、こうした非公開求人にアクセスできる転職エージェントの利用は必須といえます。
転職エージェントは、企業の内部情報に精通しています。
転職エージェントを利用すれば、求職者は企業の社風や職場環境、具体的な労務業務内容、上司や同僚の人柄など、求人票には載っていない詳細な情報の取得が可能です。
これにより、求職者は自分に合った職場を見つけやすくなり、入社後のミスマッチを防げます。
また、企業の採用担当者との関係を活かして、面接でのアピールポイントや注意点など、具体的なアドバイスを受けることも可能です。
転職エージェントを利用すれば、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策など、転職活動全般にわたるサポートを受けられます。
自分で独自に転職活動するよりも、転職エージェントのサポートを受けた方が、書類選考に通過しやすいです。
また、模擬面接を通じて、実際の面接での受け答えや態度を練習ができるため、自信を持って本番に臨めます。
転職活動では、企業との連絡やスケジュール調整が煩雑になりがちです。
転職エージェントを利用すれば、エージェントが企業との連絡を代行してくれるため、これらの手間を省けます。
これにより、求職者は転職活動にかかる時間・労力を軽減できます。
労務の転職で、転職エージェントを利用するデメリットとして挙げられるのは次の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
転職エージェントを利用する際のデメリットは、自分のペースで転職活動を進めにくい点です。
転職エージェントは求職者の転職を迅速に成功させるために、積極的に求人を紹介し、面接の日程を調整します。
そのため、求職者が自分のペースでじっくりと転職活動を進めたい場合、エージェントのペースに合わせるのがストレスとなる場合があります。
このような状況を避けるためには、エージェントとのコミュニケーションを密にし、自分のペースや希望をしっかりと伝えることが重要です。
エージェントも求職者の状況を理解し、柔軟に対応してくれることが多いので、重荷に感じているのであれば遠慮せずに相談することをおすすめします。
必ずしも希望通りの求人を紹介してもらえるわけではない点も、転職エージェントを利用するデメリットです。
転職エージェントは、求職者の希望やスキルに基づいて求人を紹介しますが、必ずしも全ての希望条件を満たす求人が見つかるとは限りません。
特に、求職者の希望が非常に具体的であったり、条件が厳しかったりする場合、エージェントが紹介できる求人が限られてしまいます。
また、エージェントが取り扱っている求人の範囲が限られている場合、求職者の希望に合った求人が見つからないことも少なくありません。
そのため、自分自身でも求人サイトや企業の採用ページをチェックし、エージェントに頼りすぎない転職活動を心がけることが重要です。
求職者の意志が弱いとミスマッチが発生しやすくなるのも、転職エージェントを利用するデメリットです。
転職エージェントは求職者の転職を成功させるために、積極的に求人を紹介し、面接をセッティングしてくれます。
しかし、求職者自身がしっかりと自分の希望や条件を伝えられなかったり、自分の希望と異なっていても断われなかったりすると、ミスマッチの発生リスクが高まってしまいます。
このようなミスマッチを防ぐためには、自分の希望や条件を明確にするとともに、転職エージェントの提案に対しても、自分の意見をしっかりと伝えていくことが大切です。
労務の転職を考える際、転職エージェントの利用は非常に有効な手段です。
エージェントを利用すれば、求人情報の収集から履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉など、幅広いサポートを受けられるため、効率的に転職活動を進められます。
労務のような専門職の転職では、エージェントの知識とネットワークが大きな武器となります。
自分に合った転職エージェントをみつけて、メリットを最大限活用することで、理想の転職を実現可能です。
法務部・経理財務をはじめとした管理部門のコンサルタント。不動産営業・管理事務等を経験したのち、バックオフィス専門のアドバイザーとして参画。