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弁護士向け転職エージェントおすすめ17社を比較!選び方・活用方法・注意点・転職事例も紹介

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弁護士向け転職エージェントおすすめ17社を比較!選び方・活用方法・注意点・転職事例も紹介

現在の転職市場を見ると、弁護士の求人は比較的安定してあり、30代や40代のミドル層を中心に転職が活発に行われています。

とくに企業のコンプライアンスが重視されている昨今では、企業法務に特化した顧問業務をおこなう弁護士やインハウスローヤーの求人が増加傾向にあります。

転職を検討している弁護士にとっては、いまがベストタイミングかもしれません。

とはいえ弁護士は非常に忙しい職種なので、現職を続けながら転職活動を行うのは簡単ではありません。

そこで利用したいのが転職エージェントや転職スカウトサイトなどの転職サービスです。

この記事では、数多くある転職エージェントのなかから「弁護士におすすめの転職エージェント」を17社厳選して紹介します。

あわせて、サービスの選び方や活用方法なども解説するので、転職活動の際にお役立てください。

目次

弁護士におすすめの転職エージェント17社一覧

弁護士におすすめの転職エージェントを17社厳選し、一覧表にまとめました。

弁護士特化の転職エージェントから、求人数が豊富な総合型転職エージェント、スカウトサービスも紹介しています。

特徴を比較して、自分に合ったサービスを探してみてください。

弁護士におすすめの転職エージェント一覧
サービス名 特徴
NO-LIMIT 弁護士専門。事務所・企業の内情に詳しく、マッチ度が高い厳選求人を紹介してもらえる。
BEET 企業内弁護士・法務部員として働きたい弁護士におすすめ。選考対策の質が高い。
リーガルジョブボード 士業特化。ダイレクトリクルーティングサービスもあり。
弁護士転職.jp 弁護士専門の老舗で、実績多数。
MS-Agent 特化型のなかでは上場企業の求人が多い。
弁護士ドットコムキャリア 「弁護士ドットコム」運営による広いネットワークが強み。
法務・弁護士転職ナビ マイナビの法務・弁護士向けサービス。
企業法務革新基盤 「企業法務」人材に特化。
EXCAREER 法務など管理部門のハイクラス人材向け。
Hupro 内定までのスピード感に強み。
リクルートエージェント 圧倒的な求人数を誇る。
doda 求人数とWebサイトの機能性が強み。
パソナキャリア 年収800万円以上の求人多数。
JACリクルートメント オリコン顧客満足度NO.1。
ビズリーチ スカウト大手で、求人の年収帯が高い。
リクルートダイレクトスカウト 年収800万~2,000万円の求人多数。
dodaX dodaの、ハイクラス人材向けサービス。

弁護士特化の転職エージェント10社|特におすすめ

まずは、弁護士の転職に強い「弁護士特化の転職エージェント」を10社紹介します。

弁護士特化の転職エージェントは、弁護士の転職市場に精通しているため、最新の動向を踏まえた適切な情報を提供してくれます。法律事務所や企業との独自のネットワークがあるため、応募先の内情に詳しくミスマッチのない転職を実現できます。

相談したことで自分では気付けなかったキャリアに出会えたとの声も多いため、キャリア面談を利用するだけでも価値があります。サービスは基本的に無料です。

NO-LIMITは弁護士・インハウスローヤー専門の転職エージェント

NO-LIMITは、弁護士の転職に特化した転職エージェントです。

法律事務所の集客支援サービスから派生した人材紹介サービスのため、関係値が出来上がっており、事務所の内情に詳しいです。事業会社の求人も扱っています。

◆公式サイト:https://no-limit.careers/

NO-LIMIT

NO-LIMITの特徴は、以下のとおりです。

  1. 先生との関係値ができているため、内情や求めている人材に詳しい
  2. インハウスローヤーや弁護士向け法務部長候補の求人も扱うため、幅広い求人提案が可能
  3. 機械的な条件マッチではなく担当アドバイザーが厳選した求人が届くため、選択に迷わない

◆公式サイト:https://no-limit.careers/

BEETは事業会社に転職したい弁護士におすすめの転職エージェント

BEETは、法務など管理部門に特化した転職エージェントです。

法律事務所ではなく、企業に所属して弁護士または法務部員として働きたい人におすすめです。

◆公式サイト:https://beet-agent.com/

BEET

BEETの特徴は、以下のとおりです。

  1. 法務・インハウスローヤーの職種に特化したアドバイザーがつく
  2. 企業研究の担当者が在籍しているため、口コミや評判が出づらい管理部門の内情も知ることができる
  3. 管理部門人材はマッチする人柄・即戦力が前提となるため、応募先ごとの書類添削や面接対策に対応

◆公式サイト:https://beet-agent.com/

リーガルジョブボードは弁護士・司法書士・弁理士向け転職エージェント

弁護士や弁理士、司法書士などの士業特化型の転職エージェントです。

リーガルジョブボード

リーガルジョブボードの特徴は、以下のとおりです。

  1. エージェントサービスと、ダイレクトリクルーティングサービスを選択できる
  2. 登録後の連絡・求人提案のスピードが売り
  3. 有資格者特有のキャリア形成に関するノウハウが豊富

◆公式サイト:https://legal-job-board.com/

弁護士転職.jpは求人を事前チェックできる転職エージェント

弁護士の転職・求人情報専門の転職支援サービスです。

弁護士転職.jp

弁護士転職.jpの特徴は、以下のとおりです。

  1. 弁護士専門で16年以上の実績
  2. 気になる事務所・企業を実名で検索可能(ただし、エージェントサービスに登録が必要)
  3. 専門誌を発行するなど、情報収集に余念がない

◆公式サイト:https://www.bengoshitenshoku.jp/

MS-Agentは地方勤務弁護士におすすめの転職エージェント

管理部門・士業特化型の転職エージェントです。

MS-Agent

MS-Agentの特徴は、以下のとおりです。

  1. 特化型のエージェントとして30年以上の実績
  2. 業界最大級の求人数(ただし、ほか士業・管理部門の求人を含む)
  3. 上場企業の求人が多い

◆公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/

弁護士ドットコムキャリアは法曹業界のネットワークが広い

国内最大級の法律ポータルサイト「弁護士ドットコム」の運営会社が提供する、転職エージェントサービスです。

弁護士ドットコムキャリア

弁護士ドットコムキャリアの特徴は、以下のとおりです。

  1. 弁護士ドットコム」の運営を通して培ったネットワークが強み
  2. 『転職者の声』を公式サイトに掲載しており、事例をみることができる
  3. 相談会・カウンセリングを定期的に実施している

◆公式サイト:https://career.bengo4.com/

法務・弁護士転職ナビはマイナビの弁護士特化型転職支援

人材大手「マイナビ」が管理・運営するサービスです。

法務・弁護士転職ナビ

法務・弁護士転職ナビの特徴は、以下のとおりです。

  1. 新卒採用に強いマイナビが運営しているため、20~30代の若手~ミドル層の転職に強い
  2. 大手企業のインハウスから優良法律事務所までカバー
  3. マイナビの他サービスと併用すると求人が被る可能性があるため、注意

◆公式サイト:https://tennavi-job.com/houmu/

企業法務革新基盤は企業法務専門の転職エージェント

「企業法務」人材に特化した転職エージェントです。

企業法務革新基盤

企業法務革新基盤の特徴は、以下のとおりです。

  1. 企業法務系法律事務所」と「企業内法務部」に特化
  2. 生涯つづくキャリアを意識した、テーラーメードなキャリア設計支援を強みとする
  3. 修習生からエグゼクティブ人材までサポート

◆公式サイト:https://lawplatform.co.jp/

EXCAREERは弁護士・法務のエキスパート向けエージェント

管理部門エキスパートに特化した転職エージェントです。

EXCAREER

EXCAREERの特徴は、以下のとおりです。

  1. 弁護士ドットコムが運営する、管理部門のハイクラス人材向けサービス
  2. インハウスローヤー・企業内法務部の経験者におすすめ
  3. 弁護士ドットコムキャリアと求人が被る可能性があるため、注意

◆公式サイト:https://excareer.work/

Huproは優良インハウス求人が多めの転職エージェント

「スピード内定」をうたっている転職エージェントです。

Hupro

Huproの特徴は、以下のとおりです。

  1. 豊富な求人と優秀なコンサルタントによって実現する、内定までのスピード感に強みがある
  2. 税理士・会計業界の転職に力を入れているため、弁護士・法務求人は若干少なめ

◆公式サイト:https://hupro-job.com/

弁護士におすすめの転職エージェント一覧
サービス名 特徴
NO-LIMIT 弁護士専門。事務所・企業の内情に詳しく、マッチ度が高い厳選求人を紹介してもらえる。
BEET 企業内弁護士・法務部員として働きたい弁護士におすすめ。選考対策の質が高い。
リーガルジョブボード 士業特化。ダイレクトリクルーティングサービスもあり。
弁護士転職.jp 弁護士専門の老舗で、実績多数。
MS-Agent 特化型のなかでは上場企業の求人が多い。
弁護士ドットコムキャリア 「弁護士ドットコム」運営による広いネットワークが強み。
法務・弁護士転職ナビ マイナビの法務・弁護士向けサービス。
企業法務革新基盤 「企業法務」人材に特化。
EXCAREER 法務など管理部門のハイクラス人材向け。
Hupro 内定までのスピード感に強み。
リクルートエージェント 圧倒的な求人数を誇る。
doda 求人数とWebサイトの機能性が強み。
パソナキャリア 年収800万円以上の求人多数。
JACリクルートメント オリコン顧客満足度NO.1。
ビズリーチ スカウト大手で、求人の年収帯が高い。
リクルートダイレクトスカウト 年収800万~2,000万円の求人多数。
dodaX dodaの、ハイクラス人材向けサービス。

総合型転職エージェント4社|求人の幅を広げたい弁護士に

さまざまな業界や職種を扱う総合型転職エージェントでも、弁護士の求人を紹介してもらうことができます。

総合型転職エージェントは保有求人数が多いのが魅力で、幅広い選択肢の中からキャリアを選択可能です。弁護士のキャリアは法律事務所に限らず多様化しているため、さまざまな可能性を知りたい方に向いています。

ただし求人の幅が広すぎるあまりに大量の求人が送られてくる可能性があるため、優柔不断な方や、効率的に転職を進めたい方には不向きです。

総合型転職エージェントの運営会社自体が大手であることが多いため、転職サポートの質も安定しており、安心して転職活動を進められるでしょう。

とくに以下で紹介する4社は、転職エージェント選びに迷ったらまずは登録するべき「利用者からの評判が良い」エージェントです。

リクルートエージェント

リクルートが運営する、業界最大級の求人件数を保有する総合型転職エージェントです。

リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴は、以下のとおりです。

  1. ほか転職エージェントを圧倒する求人数
  2. 型にはまらずに、キャリアの幅を広げたい方におすすめ
  3. エージェントの知名度の高さから、上場企業や大手企業の求人が集まる

◆公式サイト:https://www.r-agent.com/

doda

dodaもリクルートエージェントと同様、非常に求人が豊富な総合型の転職サービスです。

doda

dodaの特徴は、以下のとおりです。

  1. 求人が豊富
  2. スカウト機能・年収査定・合格診断など、公式サイトが多機能で便利

◆公式サイト:https://doda.jp/

パソナキャリア

ハイクラス人材向けの総合型転職エージェントです。

パソナキャリア

パソナキャリアの特徴は、以下のとおりです。

  • 年収800万円以上の求人を多数扱う
  • 年収アップ率は、驚異の61.7%(弁護士に限った数字ではありません)
  • 管理部門の転職に力を入れているため、インハウス・法務への転職を検討している弁護士向き

◆公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

JACリクルートメント

ハイクラス・ミドルクラスの転職で高い評価を受けている転職エージェントです。

JACリクルートメント

JACリクルートメントの特徴は、以下のとおりです。

  1. ハイクラス・ミドルクラス転職でオリコン顧客満足度NO.1(調査対象には、弁護士以外も含まれます)
  2. 総勢約1,200名の優秀なコンサルタントが在籍しており、分野特化の担当者がつく
  3. 国内のグローバル企業や外資系企業への転職に強い

◆公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

弁護士におすすめのスカウトサービス3選|市場価値が分かる!

ここまでに紹介したのは、転職サポートを提供してくれる転職エージェントでしたが、弁護士の転職ではスカウトサービスの利用も有益です。

スカウト型の転職サイトは、プロフィールを登録すると自分に興味をもった事務所や企業からオファーがきます。

オファーの件数や内容で自身の市場価値が分かるため、転職のタイミングや自身の経験での年収相場なども把握できます。

弁護士の転職では、ハイクラス人材を対象とした、以下の3社がおすすめです。

ビズリーチ

ビズリーチは、優良企業やヘッドハンターからスカウトが届く、即戦力人材向けのスカウトサービスです。

ビズリーチ

ビズリーチの特徴は、以下のとおりです。

  1. 求人の3分の1以上が年収1,000万円以上(弁護士・法務の求人以外も含まれます)
  2. スカウトサービスのなかでとくに好感度が高く、採用活動に力を入れている企業のほとんどが登録
  3. 転職サービスでは珍しく有料版があり、その分求人の質が高い

◆公式サイト:https://www.bizreach.jp/

リクルートダイレクトスカウト

リクルートが運営する、ハイクラス人材向けの転職スカウトサービスです。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトの特徴は、以下のとおりです。

  1. 年収800万~2,000万円の求人を多数扱う(弁護士・法務求人に限りません)
  2. 質問に答えるだけでレジュメを簡単に作成できる
  3. 公開求人のなかで検索できる

◆公式サイト:https://directscout.recruit.co.jp/

dodaX

dodaの、ハイクラス人材向け転職サービスです。

dodaX

dodaXの特徴は、以下のとおりです。

  1. 厳選された約5,400人のヘッドハンターからスカウトが届く
  2. 直接応募も可能
  3. dodaよりも、年齢・経歴がハイクラスな人材向け

◆公式サイト:https://doda-x.jp/

弁護士におすすめの転職エージェント一覧
サービス名 特徴
NO-LIMIT 弁護士専門。事務所・企業の内情に詳しく、マッチ度が高い厳選求人を紹介してもらえる。
BEET 企業内弁護士・法務部員として働きたい弁護士におすすめ。選考対策の質が高い。
リーガルジョブボード 士業特化。ダイレクトリクルーティングサービスもあり。
弁護士転職.jp 弁護士専門の老舗で、実績多数。
MS-Agent 特化型のなかでは上場企業の求人が多い。
弁護士ドットコムキャリア 「弁護士ドットコム」運営による広いネットワークが強み。
法務・弁護士転職ナビ マイナビの法務・弁護士向けサービス。
企業法務革新基盤 「企業法務」人材に特化。
EXCAREER 法務など管理部門のハイクラス人材向け。
Hupro 内定までのスピード感に強み。
リクルートエージェント 圧倒的な求人数を誇る。
doda 求人数とWebサイトの機能性が強み。
パソナキャリア 年収800万円以上の求人多数。
JACリクルートメント オリコン顧客満足度NO.1。
ビズリーチ スカウト大手で、求人の年収帯が高い。
リクルートダイレクトスカウト 年収800万~2,000万円の求人多数。
dodaX dodaの、ハイクラス人材向けサービス。

弁護士の主な転職活動方法

弁護士の主な転職活動方法には、以下の5つが挙げられます。それぞれの方法のメリットとデメリットを見ていきましょう。

ひまわり求人求職ナビを使って応募

ひまわり求人求職ナビは、日弁連が運営する弁護士専門の求人サイトです。法律事務所や企業の求人情報を検索し、気になった求人があれば自分で応募できます。

ひまわり求人求職ナビを利用するメリットは、弁護士の求人に特化しているため自分の希望に合った求人を探しやすいことです。

デメリットとしては、求人件数が少ないことが挙げられます。また、転職エージェントが提供している応募先の情報共有などの転職サポートは受けられません。

気になる事務所や企業へ直接応募

働きたい法律事務所や企業の採用サイトを見て、直接応募する方法です。

この方法のメリットは、直接応募なので採用側に意欲が伝わりやすく、自分の工夫次第で能力をアピールできる点です。採用担当者と直接やり取りするため、応募先の雰囲気や条件など気になる点も確認できます。

デメリットは、働きたい事務所や企業が公募せず、非公開で募集している可能性がある点です。非公開求人は、転職エージェントや有料求人サイトに掲載されている可能性があります。

また、応募書類や面接の準備はすべて自分で行う必要があり、忙しくて時間が取れない方やはじめての転職で不安がある方には不向きです。

知人の紹介

弁護士業界のネットワークや取引先などに紹介してもらう方法です。

自分の知り合いを通じた紹介なので、信頼できる人から情報を得られる安心感があります。紹介者を通じて、応募先の内情や評判もある程度把握できます。

ただし紹介ということで安心しきってしまい、情報収集を怠りやすいリスクがあります。また紹介者の手前、応募を断りづらい面があるでしょう。

転職エージェントに登録

転職に関する専門的なノウハウやネットワークを持つ転職エージェントに、求人を紹介してもらうのも方法のひとつです。

メリットは、自分の経歴・スキルに合った求人を提案してもらえることや、応募書類や面接のアドバイスを受けられることです。

エージェントの質や得意分野によってサービスに差があるため、複数のサービスに登録して、自分に合ったものを探すことが大切です。

スカウトサービスに登録

スカウト型転職サイトに自分の経歴を登録しておき、法律事務所や企業からスカウトを受け取る方法です。

登録した後はスカウトを待つだけなので、転職活動を効率化でき、自分では見つけられなかった求人との出会いにも期待できます。

デメリットとしては、自分の希望に合わないスカウトが送られてくることがあり、煩わしさを感じる場合があるでしょう。スカウトを受けるかどうかを判断するため、スカウト元の事務所や企業の情報収集は自分でおこなう必要があります。

弁護士に転職エージェントの利用をおすすめする6つの理由

弁護士の転職には、転職エージェントの利用をおすすめします。おすすめする理由は、以下のような利点があるからです。

弁護士の転職市場に精通したプロがいる

弁護士として満足度の高いキャリアを積むには、自分の専門分野や志向に合った法律事務所や企業を選ぶことが重要です。

しかし自分ひとりで転職活動をすると、市場の動向や求人情報について十分な知識がないことも多いでしょう。業界経験が長くても、他所・他社の内情や同僚の人柄については情報収集がしづらいものです。

転職エージェントを利用すると、弁護士の転職市場に精通したプロのアドバイスを受けることができます。求職者の経歴やスキルのほか、人柄やワークライフバランスが合うかどうかもチェックして、求人を提案してくれます。

また、面接対策や条件交渉など転職プロセスの各段階でサポートしてくれるため、自信を持って転職活動に臨むことができます。

自分に合った求人を効率的に探せる

弁護士の求人は数多くありますが、自分に合った求人を見つけるのは簡単ではありません。自分で求人サイトやネットワークを使って探すと、慣れない作業で時間や労力がかかるだけでなく、よい求人を見逃す可能性もあります。

この点、転職エージェントを使うと経歴や希望条件にもとづいてマッチする求人を紹介してくれるため、自分で探す必要がありません。

とくに弁護士に特化した転職エージェントを利用することで、厳選された求人のなかから応募先を効率的に見つけることができます。

非公開求人や独占求人にもアクセスできる

弁護士の求人の中には、一般に公開されていない非公開求人や、特定の転職エージェントだけが紹介できる独占求人があります。これらの求人は、高待遇や魅力的な環境など、ほかの求人よりも優れた条件を持つことが多いです。

自分で転職活動をするとこれらの求人にアクセスすることはほぼ不可能ですが、転職エージェント経由なら非公開求人や独占求人にもアクセスできます。

応募先の幅を広げるためにも、転職エージェントへの登録をおすすめします。

情報収集に厚みがでる

転職を成功させるために重要なのは情報収集です。転職する前にできるだけ詳しい情報を把握しておくことで、転職した後のミスマッチを回避できます。

しかし、自分で業界動向や応募先の詳細情報を集めることは簡単ではありません。とくに採用数が少ない中小事務所や企業内法務部は、出回っている情報が少ないでしょう。

転職エージェントを使うと非公開求人にアクセスできるだけでなく、業界の動向や事務所・企業の特徴、求められるスキルや給与水準など詳細な情報を提供してくれます。

とくに、「ヒアリング」の機会を設けている転職エージェントがおすすめです。ヒアリングのための時間が必要となるものの、求職者の大切にしていることを理解したうえで情報を集めて共有してくれます。

自分でスケジュールを調整する必要がない

弁護士は仕事が忙しく、転職活動に時間やエネルギーを割くのが難しい場合が多いです。

転職エージェントは、弁護士の代わりに求人の紹介や応募、面接の調整などを行ってくれます。また、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策などもサポートしてくれます。

求職者から共有された空き時間にあわせて、担当アドバイザーが面接・面談をセッティングしてくれるので、仕事やプライベートの予定を変更する必要がありません。

さらに転職活動を終えたい時期や退職日を事前に伝えると、担当アドバイザーが期限に間に合うように全体のスケジュールを調整してくれます。

内定先との交渉をプロに任せられる

転職活動では、自分の価値や希望条件を正しく伝えることが重要です。しかし、自分で直接交渉するのは簡単ではなく、客観性がないことから不利になる可能性があります。

転職エージェントは客観的な視点から、求職者の代わりに転職先と交渉してくれるため、交渉を有利に進められます。

とくに弁護士の転職ノウハウがあるエージェントであれば、弁護士の市場価値や年収の相場感を把握しているため、適正な年収や待遇を提示してもらうことも可能です。

弁護士におすすめの転職エージェント一覧
サービス名 特徴
NO-LIMIT 弁護士専門。事務所・企業の内情に詳しく、マッチ度が高い厳選求人を紹介してもらえる。
BEET 企業内弁護士・法務部員として働きたい弁護士におすすめ。選考対策の質が高い。
リーガルジョブボード 士業特化。ダイレクトリクルーティングサービスもあり。
弁護士転職.jp 弁護士専門の老舗で、実績多数。
MS-Agent 特化型のなかでは上場企業の求人が多い。
弁護士ドットコムキャリア 「弁護士ドットコム」運営による広いネットワークが強み。
法務・弁護士転職ナビ マイナビの法務・弁護士向けサービス。
企業法務革新基盤 「企業法務」人材に特化。
EXCAREER 法務など管理部門のハイクラス人材向け。
Hupro 内定までのスピード感に強み。
リクルートエージェント 圧倒的な求人数を誇る。
doda 求人数とWebサイトの機能性が強み。
パソナキャリア 年収800万円以上の求人多数。
JACリクルートメント オリコン顧客満足度NO.1。
ビズリーチ スカウト大手で、求人の年収帯が高い。
リクルートダイレクトスカウト 年収800万~2,000万円の求人多数。
dodaX dodaの、ハイクラス人材向けサービス。

特に転職エージェントの利用をおすすめする弁護士6タイプ

弁護士の場合は論理的思考力や情報収集力がある方が多いため、自力で転職活動を行っても成功するケースは少なくないでしょう。

ただし、以下のようなタイプの弁護士先生は、転職エージェントに相談すると転職の成功率がアップする可能性があります。

現職を続けながら転職活動を進める方

現職を続けながら転職活動を進める場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

業務時間が長く不定期である弁護士業務を続けながらの転職活動は、非常にストレスフルです。

転職エージェントを利用すると転職活動を一部代行できるため、仕事と両立しながら転職活動を進められます。

法律事務所から企業への転職を検討している方

法律事務所から企業への転職は、弁護士にとって大きなチャレンジです。

企業で働く弁護士は、法律事務所とは違ったスキルや知識が求められます。法律事務所への転職とは異なるアピールが必要なので、転職エージェントに相談するのが賢明です。

転職エージェントは企業で働く弁護士の実態や求められる能力を知っているので、的確なアピール方法をアドバイスしてくれるでしょう。

未経験の分野に挑戦したい方

弁護士としてキャリアを積む中で、新しい分野に挑戦したいと思うこともあるでしょう。しかし、未経験の分野に飛び込むのは不安やリスクが大きいです。

未経験の分野に転職する場合は、転職エージェントに相談することをおすすめします。

これまでの経験や能力を「未経験の分野でどう活かすのか」を、アピールする方法を教えてくれます。

また、未経験でもチャンスがある求人を見つけてくれます。これも事務所・企業研究の体制がある転職エージェントだからこそ、多くの情報のなかから精査し、応募できる求人を見つけることができます。

大手法律事務所への転職を希望する方

大手法律事務所への転職を希望する方は、転職エージェントを利用するべきです。

大手法律事務所に転職するには、高い専門性や実績が求められます。その分キャリアアップを目指す弁護士の応募が殺到するため、弁護士とはいえ書類選考で落ちてしまうことも多いでしょう。

転職エージェントを使うと、自分の強みや適性をアピールできる履歴書や職務経歴書の作成や添削をしてもらえます。

とくに事務所・企業との関係値構築を重視しているエージェントなら、応募先ごとの選考で重視するポイントや採用担当の性格まで把握していることがあるため、内定率が上がります。

年収にこだわりたい方

年収にこだわりたい場合は、転職エージェントの「条件交渉力」が必要です。

自分の希望する年収を得るためには、市場価値を正しく把握しその価値を的確にアピールすることが重要ですが、これは簡単ではありません。

転職エージェントは転職市場に精通した、転職のプロです。弁護士の価値を客観的に判断し、効果的なアピール方法をアドバイスしてくれます。これにより、希望する年収にふさわしい人材であることをアピールできます。

また年収など条件・待遇面の交渉は、自分では言いにくいものです。これらすべてを、転職エージェントが代行してくれます。これにより、希望する年収を実現できる可能性が高まります。

ワークライフバランスを改善したい方

ワークライフバランスを改善したい場合は、自分のライフスタイルやキャリアプランに合った企業やポジションを探すことが必要です。

弁護士に特化した転職エージェントであれば、弁護士の働き方やキャリアパスに関する豊富な知識とネットワークを持っているので、自分の希望に沿った求人を見つけてくれます。

また、応募先の文化や風土を把握しているので、働き方や雰囲気などを事前に知ることができ、希望通りのワークライフバランスの実現につながります。

弁護士が転職エージェントを選ぶ4つのポイント

弁護士が転職を考えるとき、適切な転職エージェントの選び方は非常に重要です。

転職エージェントは弁護士のキャリアをサポートするパートナーとして、求人の紹介だけでなくキャリア面談や面接対策なども行ってくれます。

しかし、転職エージェントにはさまざまなタイプがあり、すべてのエージェントが弁護士に合っているとは限りません。

そこで、弁護士が押さえるべき転職エージェントの選ぶポイントについて解説します。

弁護士や法務の求人件数

まずは、弁護士や法務の求人件数をチェックしましょう。

自分が希望する分野・業界や働き方などの条件に合った求人がどれくらいあるかを確認することも重要です。新規求人の数も一つの指標です。

転職エージェントが扱う求人件数は、そのエージェントの規模やネットワークによって大きく異なります。

一般的には大手のエージェントほど多くの求人を持っている傾向がありますが、数が多くても希望に合致した求人数は少ない可能性があります。規模は劣っても、独自のルートで良質な求人を獲得しているエージェントもあります。

特に弁護士の転職に強みをもつ転職エージェントであれば、特定の求人に特化しているため、希望条件に合致した求人を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。

求人は公式サイトに掲載されていますが、非公開求人は掲載していないことが多いため、担当アドバイザーに直接聞くとよいでしょう。

業界や職種に対する知識・情報量

転職エージェントは、業界や職種に関する知識や情報を提供してくれますし、キャリア相談にのってくれます。

しかし転職エージェントによっては、弁護士や法務に関する専門性やノウハウが不足している場合もあります。そのようなエージェントでは、弁護士のスキルや志向に合わせた適切なアドバイスや紹介を受けられない可能性があります。

そのため弁護士が転職する際には、業界や職種に精通した専門的なエージェントを選ぶことが望ましいです。

知識・情報量は、初回のキャリア面談で測ることができます。気になったことはどんどん質問をして、得られた回答の満足度で測りましょう。

また担当アドバイザーによって得られる情報が変わることがあるため、担当者が合わないと感じたら、担当変更を依頼してみましょう。

サービスの充実度

転職エージェントは転職活動をサポートするために、さまざまなサービスを提供しています。たとえば応募書類の添削や面接対策の指導、入社後のフォローアップなどです。

サービスの充実度は弁護士の転職成功率や満足度に大きく影響しますが、転職エージェントによってサービス範囲や種類は様々です。対応サービスは公式サイトに掲載されているため、チェックしておきましょう。

なかでも「弁護士」に最適化された応募書類フォーマットや面接対策の用意がある転職エージェントであれば、転職経験が少ない場合でも安心です。

また自分が転職エージェントを利用する目的や期待することを明確にして、初回面談で伝えてみましょう。その際に寄り添ってもらえるか、期待に応えようと動いてくれるかをみてサポート力を判断しましょう。

ヒアリング力やコミュニケーションの相性

転職エージェントに登録すると、まずはキャリア面談を実施するのが一般的です。これにより転職目的や希望を把握し、最適な求人の紹介につなげています。

しかし転職エージェントによっては、キャリア面談の満足度が低いエージェントが存在します。業界・職種特化のアドバイザーが在籍していないため、ヒアリング力に差が生まれてしまっているのです。

せっかく転職エージェントを利用するのであれば、弁護士業界に精通したアドバイザーに相談し、適切な求人提案とアドバイスをもらうようにしましょう。

また転職エージェントは人と人のコミュニケーションがサービスの軸となるため、担当アドバイザーとコミュニケーションがうまくとれるかどうかは重要なポイントです。

連絡でストレスが溜まったり転職活動が滞ったりしないように、違和感なくコミュニケーションがとれる担当アドバイザーを選びましょう。転職エージェントは、途中で担当変更が可能です。

このとき、あくまでもサービスの質としてアドバイザーを評価しましょう。個人的な好き嫌いで選択してしまうと、転職のプロとしては不十分な可能性があるため、注意が必要です。

弁護士におすすめの転職エージェント一覧
サービス名 特徴
NO-LIMIT 弁護士専門。事務所・企業の内情に詳しく、マッチ度が高い厳選求人を紹介してもらえる。
BEET 企業内弁護士・法務部員として働きたい弁護士におすすめ。選考対策の質が高い。
リーガルジョブボード 士業特化。ダイレクトリクルーティングサービスもあり。
弁護士転職.jp 弁護士専門の老舗で、実績多数。
MS-Agent 特化型のなかでは上場企業の求人が多い。
弁護士ドットコムキャリア 「弁護士ドットコム」運営による広いネットワークが強み。
法務・弁護士転職ナビ マイナビの法務・弁護士向けサービス。
企業法務革新基盤 「企業法務」人材に特化。
EXCAREER 法務など管理部門のハイクラス人材向け。
Hupro 内定までのスピード感に強み。
リクルートエージェント 圧倒的な求人数を誇る。
doda 求人数とWebサイトの機能性が強み。
パソナキャリア 年収800万円以上の求人多数。
JACリクルートメント オリコン顧客満足度NO.1。
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弁護士の転職エージェント活用方法・注意点

転職エージェントを使いこなすことで、転職活動をさらに効率化し、転職成功の確率を高めることができます。

以下では、転職エージェントを活用するためのポイントを解説します。あわせて、利用にあたり気をつけたい点もお伝えします。

キャリアプランや希望条件を明確に伝える

転職エージェントはキャリアプランや希望条件に合わせて求人を紹介してくれますが、それらが曖昧だと適切な求人が見つけることができません。また、自分の本当の意思とは違う方向性の求人を紹介される場合もあります。

そのため、どんなキャリアプランを描いているのか、どんな環境や待遇を求めているかをしっかりと整理して伝えましょう。その際、具体例を挙げると、より理解されやすくなります。

たとえば「人の入れ替わりの激しい事務所は避けてほしい」など、選ぶ条件だけでなく除外する条件も伝えるとよりマッチング精度が上がるでしょう。

とくに弁護士業界は業務内容や組織体制などが特殊なため、総合型の転職エージェントを利用する場合は、さらに丁寧に伝達しましょう。

担当アドバイザーに理解を深めてもらうためには、「直接話す」「コミュニケーション頻度を高める」ことが大切です。『求人の質は、コミュニケーションの質』と覚えておきましょう。

転職意欲を見せる

転職エージェントは求職者に寄り添いますが、「採用担当者」の立場も併せ持ちます。そのため転職意欲が高く、積極的に動く求職者のサポートに力を入れることがあります。

逆に転職意欲がみえず消極的で受け身の求職者に対しては、サポートの熱量が下がってしまうでしょう。

そのため、転職エージェントのサポートの質を上げるためには、転職意欲を見せることが大切です。

具体的には、転職期限を伝えたり、エージェントからの連絡に迅速に対応したり、面接日程や条件交渉の希望を自分から伝えたりしましょう。

また面接後には感想や質問を共有したり、フィードバックを求めたりするとよいでしょう。面接後の求職者のリアクションは採用担当者にも伝えられることがあるため、選考通過率や優先度にも影響する可能性があります。

複数登録してから精査する

転職エージェントは多数存在しますが、それぞれ得意分野や扱う求人の数、サービスの質が異なります。そのため最初からひとつのエージェントに絞るのではなく、複数登録して比較検討することがおすすめです。

3~5社程度登録し、本記事の「転職エージェントの選び方」を参考にしながら、最終的には1~2社に絞るとよいでしょう。

はじめは連絡量の多さに疲弊するかもしれませんが、初回のキャリア面談の段階でサービスが絞られることが多いため、あまり手間なく精査できるでしょう。

相性が合わなければ担当変更を検討する

転職エージェントの担当アドバイザーと相性が合わない場合もあります。たとえば紹介される求人が自分の希望と合わない、自分の意思を尊重してくれないといったケースです。

相性が合わなければ、担当者の変更を検討しましょう。エージェントによっては担当者を変更してくれる場合があります。

強引に転職を勧めてくるエージェントには注意

転職先の事務所・企業から成果報酬を得るために、強引に転職を勧めてくる転職エージェントもいます。

悪質なものだと、面接や条件交渉の日程を無理やり決める、転職先のデメリットやリスクを隠すこともあります。

このような転職エージェントは信頼できないため、エージェント自体を変えるのが賢明です。

転職エージェントが紹介する弁護士求人を見極める方法

転職エージェントから求人の紹介を受けた際には、その求人が自分に合っているのか、応募するべきなのかを自分で見極めることが大切です。

求人を見極める方法としては以下の方法があります。できるだけ複数の方法を用いて、多角的に求人をチェックするようにしましょう。

担当者と密にコミュニケーションをとる

紹介された求人をよく確認しないまま応募する人がいますが、それでは本当に自分にあった求人なのかが分かりません。

なぜその求人が適していると思うのか、どんなところが自分に合うのかを担当アドバイザーに質問しましょう。そうすることで応募先のミスマッチが減りますし、その後の求人提案の制度が上がります。

また自分にあう求人の条件や性質を整理しておくことで、応募理由に説得力が生まれ、採用担当者の心に響きます。

密なコミュニケーションは、担当アドバイザーのサポートの熱量も左右します。積極的な求職者は転職意欲が高いと判断されるため、優先的にサポートが得られます。

事務所や企業の公式サイト・SNSをチェックする

転職エージェントから紹介された求人に興味があっても事務所・企業についてよく知らないという場合は、公式サイトやSNSをチェックしましょう。

公式サイトやSNSでは、事務所や企業の理念や方針、事業内容や実績、社風や福利厚生などが紹介されていることが多くあります。とくに採用サイトや人事のSNSアカウントがある場合は、事務所・企業の「色」が出やすいため要チェックです。

これらの情報を参考にして、自分の価値観やキャリアプランと合致するかどうか確認しましょう。

ただし、法律事務所の場合は公式サイト・SNSが存在しない場合があります。そのときは担当アドバイザーに相談し、応募先を探ってもらいましょう。

離職率や平均年齢、非公開データも確認する

紹介された求人について、離職率や平均年齢などのデータもチェックすることが重要です。

離職率が高い場合は仕事の負担や環境が厳しい可能性があります。また年齢層が偏っている場合は、用意されているキャリアパスや組織体制が理想と異なる可能性があるでしょう。

事務所・企業のマイナスイメージになりかねないデータは、公式サイトや求人サイトに掲載されていない場合があります。

欲しい情報が見つからない場合は、転職エージェントに問い合わせてみましょう。弁護士特化の転職エージェントであれば、弁護士の求人に関する詳細な情報を把握している可能性があります。

求職者向け口コミサイトの評判をチェックする

求職者向け口コミサイトの評判をチェックすることで、転職後のミスマッチを防げることがあります。

求職者向け口コミサイトでは、実際にその事務所や企業で働いた経験ことがある従業員の声を聞くことができます。従業員目線のため、良い面だけでなく悪い面も書かれていることが多いです。

口コミサイトの情報は必ずしも正確ではないかもしれませんが、参考程度に見ておくとよいでしょう。悪い情報が多い場合、応募を控えるか、転職エージェントをとおして気になる点を質問するといった対策を取ることができます。

事務所・企業の顧客対応やサービスの質に関する口コミサイトやGoogleの口コミでも、評判を知ることができます。

転職エージェントを利用した場合の弁護士転職の流れ

ここからは、実際に転職エージェントを使う場合の流れを紹介します。

転職エージェントに「複数」登録する

まずは、インターネットなどの情報をもとに自分に合いそうな転職エージェントを探します。条件を絞って探してもミスマッチが発生する可能性があるため、複数登録することをおすすめします。

とくに、弁護士特化の転職エージェントの場合は得意分野やアドバイザーの質に差があります。また求人数が少ないため、選択肢を増やしたい場合は総合型の転職エージェントにも登録したほうがよいでしょう。

実際にサービスを利用してみてから、利用サービスを絞るとよいでしょう。

転職エージェントのサービスはほとんどが無料で、公式サイトから簡単に登録できます。複数登録しても、お金も時間もかかりません。

登録すると担当アドバイザーから連絡がきます。キャリアプランや求人条件を整理して、連絡を待ちましょう。

キャリア面談を予約する

転職エージェントは、キャリア面談をすることでフル活用できます。担当アドバイザーのヒアリングを受けることにより、個人に最適な求人の提案やスケジュール調整が実現します。

以前は対面のキャリア面談が主流でしたが、Web会議サービスを使ったオンライン面談や電話面談を実施するエージェントが増えました。

キャリア面談では、自分の経歴やスキル、希望する働き方や条件などを伝えます。条件や希望が固まっていなくても、面談前に履歴書や職務経歴書を共有すると、ある程度キャリアにマッチした求人を提案してもらえます。

できるだけ嘘偽りなく担当アドバイザーに打ち明けることで、求人のマッチング精度が上がり、かつ担当者の信頼を得て二人三脚で転職活動を進めることができるでしょう。

求人を紹介してもらう

担当アドバイザーはヒアリング結果と、市場動向や求人情報などをもとに、最適な求人を紹介してくれます。

紹介される求人の中には、非公開求人や独占求人など、一般には公開されていない求人もあります。こうした求人にもアクセスできるのは、転職エージェントを利用する大きなメリットです。

実は、求人提案においては紹介された求人に対するフィードバックが大切です。

紹介された求人にただ応募するのではなく、求人票を隅から隅までチェックして精査しましょう。精査せず応募してしまうと、選考通過率が下がったり途中で辞退してしまったりと、かえって非効率です。

実際の求人をもとに担当アドバイザーと条件や希望をすり合わせることで、求人のマッチング精度が上がります。

応募・書類選考・面接

転職エージェント経由で応募する場合でも、基本的には書類選考が最初の選考となります。

応募書類には決まったフォーマットはありません。読みやすく、かつ魅力がアピールできるようにまとめましょう。

転職エージェントが、応募書類のポイントをおさえたテンプレートを用意していることがあります。とくに弁護士特化のエージェントであれば、弁護士の経歴にあったテンプレートをもっています。作成前でフォーマットに困ったら、担当アドバイザーに問い合わせてみてください。

転職エージェントの専用フォームから、履歴書や職務経歴書を送信するケースもあります。

書類選考を通過すると、面接での選考に移ります。面接の日程調整は担当アドバイザーが窓口になってくれるため、事務所や企業と直接やり取りする必要はありません。

面接では弁護士としての能力や適性、志望動機などをアピールします。希望すれば、面接前に担当アドバイザーによる模擬面接やアドバイスをしてくれます。

事務所と企業両方の選考を受ける場合は、選考の性質や過程が両者で異なるため、事前に担当アドバイザーと打ち合わせをしましょう。

内定

面接の日から数週間程度で、合否の結果が出ます。内定が出た後の流れや手続きは、次の章で解説します。

内定を承諾するときは、ほかの内定先や選考途中の応募先に辞退の連絡が必要です。担当アドバイザーに意向を伝えることで、内定受諾および辞退の連絡も代行してくれます。

弁護士におすすめの転職エージェント一覧
サービス名 特徴
NO-LIMIT 弁護士専門。事務所・企業の内情に詳しく、マッチ度が高い厳選求人を紹介してもらえる。
BEET 企業内弁護士・法務部員として働きたい弁護士におすすめ。選考対策の質が高い。
リーガルジョブボード 士業特化。ダイレクトリクルーティングサービスもあり。
弁護士転職.jp 弁護士専門の老舗で、実績多数。
MS-Agent 特化型のなかでは上場企業の求人が多い。
弁護士ドットコムキャリア 「弁護士ドットコム」運営による広いネットワークが強み。
法務・弁護士転職ナビ マイナビの法務・弁護士向けサービス。
企業法務革新基盤 「企業法務」人材に特化。
EXCAREER 法務など管理部門のハイクラス人材向け。
Hupro 内定までのスピード感に強み。
リクルートエージェント 圧倒的な求人数を誇る。
doda 求人数とWebサイトの機能性が強み。
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JACリクルートメント オリコン顧客満足度NO.1。
ビズリーチ スカウト大手で、求人の年収帯が高い。
リクルートダイレクトスカウト 年収800万~2,000万円の求人多数。
dodaX dodaの、ハイクラス人材向けサービス。

転職エージェント経由で内定をもらった後の流れ

内定を獲得した後も、まだ転職活動は終わりではありません。

本当にその事務所や企業で働くことにするのか、提示条件に問題はないかなどの確認が必要です。年収の条件交渉もこのタイミングで行います。

内定受諾の判断

内定をもらったら、まずは自分の気持ちを整理しましょう。

転職先の業務に対して本当にやりがいを感じられるか、自分のキャリアプランに合っているか、働く環境に問題はないかなどを慎重に考えます。

また、内定受諾の返答期限や返答方法などを確認しておきましょう。

ほかの事務所や企業も並行して応募している場合などには、スケジュールの兼ね合いで、返答期限の延長が必要になることがあります。早めの交渉がカギとなるため、慎重かつスピード感をもって対応しましょう。

内定を受けるかどうかは慎重な判断が必要ですが、意思が固まったら返答はできるだけ早く行うのがマナーです。

提示条件をしっかり確認すること

内定を受けたら、転職先から提示された条件をしっかり確認しましょう。

年収やボーナス、勤務時間や休日、福利厚生など、自分が重視するポイントは特によく確認してください。契約書や就業規則などの書類も入念にチェックしましょう。

不明な点や納得できない点があれば、転職エージェントをとおして内定先に確認しましょう。

条件交渉

内定時に提示された条件に不満がある場合は、条件交渉を行うこともできます。逆に一度条件を決めたら後から変更することは難しいので、納得のいく条件になるまでしっかりと話し合ってください。

交渉する際は、自分の市場価値や実績を根拠にして、具体的な数字や理由を示しましょう。

弁護士の転職に強いエージェントであれば、ノウハウをもとにより有利に交渉を進められるでしょう。

交渉は転職エージェントを通して行うのが一般的ですが、場合によっては直接転職先と話すこともあります。その場合は、礼儀正しく丁寧に話すようにしましょう。

入所・入社までに必要な手続きや書類の確認

条件交渉が終わったら、転職までに必要な手続きや書類を確認しましょう。たとえば社会保険や税金の手続き、銀行口座の変更、引越しや住民票の届出などがあります。

また、転職先から必要とされる書類も準備しておきましょう。たとえば履歴書や資格証明書、成績証明書などがあります。

手続きや書類はできるだけ早めに済ませておくことが望ましいです。

退職手続き

現職を退職するための手続きをおこないます。

まず、退職の意思を上司に伝えましょう。退職の理由や時期などを説明して、感謝の気持ちを伝えます。

また、退職届や健康保険証などの書類を提出したり、退職金やボーナスの支払い方法を確認したりする必要があります。

引き継ぎや残務処理も行います。引き継ぎはできるだけ丁寧に行って、後任者やクライアントに迷惑をかけないようにすることが大切です。

入社日・入社直後のスケジュール確認

入社日や時間、場所などを確認しておきましょう。入社時に必要な書類や持ち物も確認しておきます。たとえば身分証明書や印鑑、筆記用具などがあります。

入所式やオリエンテーションがある場合にはそこで自己紹介や挨拶を行いますが、ない場合でも入社当日のうちに直属の上司や同僚と挨拶を交わすのがマナーです。

入社翌日以降の自分の業務や研修のスケジュールもあらかじめ把握しておくと、スムーズに職場に馴染めるでしょう。

弁護士が転職を成功させるための5つのポイント

最後に、弁護士が満足度の高い転職を実現させるためのポイントを解説します。

転職の条件や希望に優先順位を付ける

転職をする目的は人それぞれですが、一般的には年収・業務内容・法律分野・組織文化・人間関係などが重要な要素となります。しかし、これらの条件や希望をすべて満たす転職先はなかなか見つからないでしょう。

転職の満足度を最大限高めるためには、自分にとって何が最も優先度が高いのか、何を譲れるのか・何を妥協できないのかを明確にすることが大切です。

優先順位を付けることで、転職活動の方向性や目標が明確になり、効率的に情報収集や応募ができます。

逆に優先順位がないと転職の軸が曖昧になり、転職後に「思っていたのと違う」と感じる原因となります。

転職「後」のビジョンを明確にする

転職後にどのようなキャリアを目指すのか、将来的にどんなスキルや知識が必要になるのかなど、自分のビジョンを明確にすることも重要です。

転職後のビジョンが明確であれば、目先の利益や感情で転職先を選択せずに、長い目で見て自分に合った転職先を見極めることができます。

面接でも、自信を持って転職理由を説明できます。また、転職後にスキルアップやキャリアアップに努めることができるでしょう。

弁護士「ならでは」の職務経歴書を用意する

弁護士の資格・経験は、市場価値が高いとされています。しかし、弁護士の転職市場では資格や経験年数を伝えるだけでは十分ではありません。

自分がどんな案件に携わり、どんな成果や貢献を出したのかを具体的に示すことが必要です。

職務経歴書を作成する前に、案件ごとの経験や必要になった知識を細かく振り返り、自分の経験を棚卸しすることが重要です。その結果、自分の「弁護士としてのアピールポイント」が明確になるでしょう。

書類がまとまらなかったりアピールが苦手という場合には、弁護士の転職市場に詳しい転職エージェントに相談して、書類添削をしてもらいましょう。面接官に「刺さる」アピール方法を教えてもらえるかもしれません。

転職エージェントに任せきりにしない

転職エージェントを利用すると実績とサポート力によって安心できますが、頼りきりになってしまうのは危険です。

転職エージェントはあくまで転職活動のパートナーであり、最終的には自分の価値基準で決める必要があります。

また転職エージェントは求人企業から紹介料をもらっているため、エージェントによっては企業側の利益を優先し、自分に合った求人を紹介してもらえない場合も考えられます。

そのため転職エージェントに任せきりにせずに、自分でも市場動向や求人情報を調べて、自分にとって最適な転職先を見つけることが重要です。

職歴やスキルだけでなく人柄アピールも大事

弁護士の転職では、職歴やスキルはもちろん重要な要素ですが、それだけではなく人柄も大きく影響します。

弁護士は法律の専門家であると同時に、人と人との関係を築く仕事でもあります。そのため、コミュニケーション能力や信頼感などの人間性も求められます。実際、「経験よりも人柄重視」「職場に馴染むコミュニケーション能力がある方」という求人も散見されます。

面接では、自分の人柄を応募先に合わせて適切にアピールすることで、採用担当者に好印象を与えることができます。ただし偽らずに、ありのままでアピールできる点を伝えましょう。

弁護士におすすめの転職エージェント一覧
サービス名 特徴
NO-LIMIT 弁護士専門。事務所・企業の内情に詳しく、マッチ度が高い厳選求人を紹介してもらえる。
BEET 企業内弁護士・法務部員として働きたい弁護士におすすめ。選考対策の質が高い。
リーガルジョブボード 士業特化。ダイレクトリクルーティングサービスもあり。
弁護士転職.jp 弁護士専門の老舗で、実績多数。
MS-Agent 特化型のなかでは上場企業の求人が多い。
弁護士ドットコムキャリア 「弁護士ドットコム」運営による広いネットワークが強み。
法務・弁護士転職ナビ マイナビの法務・弁護士向けサービス。
企業法務革新基盤 「企業法務」人材に特化。
EXCAREER 法務など管理部門のハイクラス人材向け。
Hupro 内定までのスピード感に強み。
リクルートエージェント 圧倒的な求人数を誇る。
doda 求人数とWebサイトの機能性が強み。
パソナキャリア 年収800万円以上の求人多数。
JACリクルートメント オリコン顧客満足度NO.1。
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弁護士の転職成功事例

弁護士が転職エージェントを利用して転職し事例を紹介します。

30代/男性/大手法律事務所

中規模法律事務所から、大手法律事務所に転職した方の事例です。

転職エージェントに登録した経緯

正直に申し上げると、細かく比較したわけではなく、インターネットで法曹業界に詳しいエージェントを探している中の一つにNO-LIMIT(※弁護士特化の転職エージェント)さんがありました。その中でサイトも見やすく、業界のことを解説している記事もとても内容がしっかりしていて、ちゃんと業界のことを熟知しているような気がして登録しました。

転職エージェントを利用して良かったポイント

いっぱいありましたね。一番大きかったのは情報をきちんと集められることでした。公募の事務所を自分でリサーチして直接応募することも勿論やろうと思えばできますが、まずその情報を集めることも一苦労なうえ、やっぱり情報の内容に限界があるので、エージェントを使うことで、面接に望む段階で知っておきたい情報を得られることがとにかくよかったです。

引用:https://no-limit.careers/case/5516/

30代/男性/インハウスローヤー

中小規模の一般民事法律事務所から、IT計ベンチャー企業のインハウスローヤーに転職した方の事例です。

転職エージェントを利用した理由

既にインハウスで活躍していた知合いの弁護士から、転職エージェントを使って転職したと聞いたからです。
インハウスへの転職については、求人情報は少ないと思われますし、そもそもどうやって情報を入手すればよいかもわからない状態だったので、知合いの情報に頼るほかありませんでした。

インハウスを目指した理由

法律事務所では一般民事を中心に扱っていたのですが、全く違う仕事も経験してみたいという思いが強く、企業法務を扱えるインハウスを目指しました。
また、企業法務を扱うなかで、どんなところに法務の需要があるのか、会社の中にいた方がよく分かるのではという考えもありました。
加えて、私は会社勤めの経験もなかったため、そもそも会社勤めがどういうものなのか、興味があったというのも理由の一つです。

引用:https://no-limit.careers/case/362/

まとめ

現職を継続している場合、弁護士が転職活動に割ける時間は限られているため、転職活動を効率化できる転職サービスの活用がおすすめです。

弁護士や管理部門に強い特化型や、さまざまな業界を扱い求人数が多い総合型、オファーを待つタイプのスカウトサイトなどがあるため、自身の状況や希望のペースにあわせて選びましょう。

自分に合ったサービスを選ぶためには複数のサービスを比較検討し、担当者との相性を見極めることも大切です。

弁護士におすすめの転職エージェント一覧
サービス名 特徴
NO-LIMIT 弁護士専門。事務所・企業の内情に詳しく、マッチ度が高い厳選求人を紹介してもらえる。
BEET 企業内弁護士・法務部員として働きたい弁護士におすすめ。選考対策の質が高い。
リーガルジョブボード 士業特化。ダイレクトリクルーティングサービスもあり。
弁護士転職.jp 弁護士専門の老舗で、実績多数。
MS-Agent 特化型のなかでは上場企業の求人が多い。
弁護士ドットコムキャリア 「弁護士ドットコム」運営による広いネットワークが強み。
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