MDM(モバイルデバイス管理)ツールとは、スマートフォンやタブレットを遠隔から一括管理する仕組みです。
テレワークの定着やBYODの普及により、社外に散らばる端末をどう安全に管理するかは、多くの情報システム担当者にとって急務の課題になっています。
しかし、製品の種類が多く「自社の環境に合ったツールをどう選べばいいかわからない」という声も少なくありません。
低コスト重視か、Apple対応か、運用代行付きかなど、選定の軸は企業によって大きく異なります。
本記事では、MDMツールの基本的な仕組みから機能・費用相場・失敗しない選び方まで解説します。
おすすめツール22選の比較表もまとめているので、導入・乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。
MDMは、スマートフォンやタブレットを遠隔から一括管理する仕組みです。
1台の管理用PCから、社内にある数百台・数千台のデバイスを自在に制御できます。
かつては「端末紛失時のロック」といったリスクヘッジが主目的でしたが、現在は、端末設定(キッティング)の自動化やアプリ配信など、業務効率化のインフラとして欠かせない存在になっています。
煩雑になりがちな端末管理をデジタル化することで、情報システム部門の工数を大幅に削減できます。
モバイル活用を推進する企業にとって、資産管理の精度を高めるためにも必須のツールです。
主要なMDMツールの特徴を一覧にまとめました。
自社のOS環境や予算に合わせて、検討の土台となるツールを絞り込んでください。
最大のメリットは、情報漏えいリスクを最小限に抑えられることです。
万が一の紛失時も、遠隔操作で端末ロックやデータ消去(ワイプ)を即座に実行できます。
また、端末キッティングの工数を大幅に削減できる点も見逃せません。
一台ずつ手作業で設定していた作業が、ネットワーク経由の一括配布で完結するようになります。
さらに、業務に不要なアプリの利用やWebサイト閲覧を制限することで私的利用を抑止でき、「なんとなく管理している」状態から脱却してコンプライアンスを強固にする組織へと進化できます。
モバイル管理の世界には、MDM以外にも似た言葉が多く存在します。
それぞれの守備範囲を正しく理解することが、ツール選定の第一歩です。
現在は、これらを統合した「EMM(エンタープライズ・モビリティ管理)」が主流になっています。
自社が「端末」を守りたいのか「データ」を守りたいのかによって、必要な管理レベルは異なります。
MDMが「端末そのもの」を管理対象とするのに対し、MAMは「アプリ内のデータ」を管理します。
BYOD(個人のスマホを業務で使う)の場合、端末全体を制御されることに抵抗を感じる社員も少なくありません。
MAMであれば業務アプリのデータだけを保護し、プライベートな領域には干渉せずに運用できます。
MCMは「コンテンツ(業務ファイルや資料)」の配布・閲覧制限に特化した機能です。
たとえば最新の営業パンフレットを全社員に一斉配布し、社外への持ち出しを禁じる際に有効で、現場のペーパーレス化を安全に推進できます。
EMMは、MDM・MAM・MCMをすべて統合した包括的な管理パッケージです。
複雑化するビジネス環境では、デバイス・アプリ・データのすべてを管理する必要があり、現代のモバイル活用においてEMMレベルの管理体制を整えることが標準的な選択になっています。
MDMには、管理者の負担を減らすための機能がいくつか備わっています。
まず「リモートロック・ワイプ」による盗難・紛失対策があり、緊急時でも即座に端末を無効化できます。
次に、セキュリティポリシーの一括配布機能です。
パスワードの桁数制限やカメラ利用の禁止など、全端末のルールを瞬時に統一できます。
さらに高度なツールでは「脱獄(Jailbreak)」の検知や位置情報の追跡も可能で、資産情報の自動収集(インベントリ)により誰がどの端末を持っているかをリアルタイムで把握できます。
MDMツールの相場は、1台あたり月額300円〜600円程度です。
加えて、導入時に数万円から数十万円の初期費用が発生するのが一般的です。
すでに資産管理ソフトを導入している場合、オプションとして安価に追加できるケースもあります。
一方、サポートが充実した独立系MDMは単体契約としてのコストが発生します。
導入規模が大きくなるほどボリュームディスカウントの交渉余地も生まれるため、トータルコストを算出する際はライセンス料だけでなく運用代行の有無も考慮しておきましょう。
機能の多さだけで選ぶと、現場の運用が回らず失敗するリスクがあります。
選定ミスを防ぐために、以下の4つの軸で比較を進めることをおすすめします。
iOS・Android・Windows・Macが混在する環境では、マルチOS対応が必須条件です。
OSによって設定の反映スピードや制限できる項目には大きな差があります。
特にWindows端末を管理する場合、従来のグループポリシー(GPO)と同等の制御ができるかどうかを事前に確認しておきましょう。
大量の端末を導入するなら、Apple Business Manager(ABM)などとの連携は必須です。
端末を開封せず電源を入れるだけで設定が自動完了する「ゼロタッチ導入」が実現すれば、配送の手間や設定工数をゼロに近づけ、導入スピードを大幅に向上させられます。
端末の紛失事故は、情報システム担当者が休みの日や深夜に発生することも少なくありません。
24時間365日対応でベンダー側がリモートロックを代行してくれるサービスがあると安心です。
担当者が休日に対応するリスクを減らし、確実な初動対応を担保できます。
管理画面が複雑だと、特定の担当者にしか扱えない「属人化」が生じてしまいます。
マニュアルなしで直感的に操作できるか、必ずデモ画面で確認しておきましょう。
担当者が交代しても迷わず運用を継続できる、日本語対応の親切なUIが理想的です。

アイキューブドシステムズが提供する、モバイル端末やPCの一元管理を実現するMDMサービスです。
直感的な管理画面からデバイスの可視化や遠隔ロックが容易に行え、小規模から大規模運用まで効率的に対応します。
最新のOS仕様に準拠した高度な管理機能に加え、業務時間外の利用を制限する独自のワークスマート機能を備えています。
働き方改革の推進や持ち出し禁止対策、OSアップデートの制御など、企業の多様なセキュリティ運用を強力に支援します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | CLOMO MDM |
| 初期費用 | 19,800円 |
| 月額料金 | 基本利用料:2,100円~ ライセンス:300円/デバイス~ |

PCやスマートフォンといったあらゆるデバイスをクラウド上で一元管理し、組織のIT資産とセキュリティを最適化するツールです。
WindowsやmacOSからモバイル端末まで幅広く対応しており、場所を選ばない現代の柔軟な働き方を強力にバックアップします。
AIアシスタントが操作をサポートする革新的な機能に加え、最大5年分の操作ログを蓄積できる高度な分析基盤を備えています。
信頼性と充実のサポートにより、多くの企業から長く愛用され続けている製品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | LANSCOPE エンドポイントマネージャー |
| 初期費用 | 6,800円/台〜 |
| 月額料金 | 1,200円〜/台 |

OPTiM Bizは、多彩なデバイスを一括管理できるMDMサービスです。
旧名称のOptimal Bizから進化を遂げ、企業のDX推進に欠かせない高度なセキュリティと効率的な端末運用を支援します。
SaaS提供だけでなく閉域オンプレミス構築にも対応しており、官公庁や工場など高い安全性が求められる現場でも導入可能です。
キッティング代行や充実したレポート機能により、管理者の運用負荷を最小限に抑えながら強固なガバナンスを実現します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | OPTiM Biz |
| 45,000 円/1契約 | 45,000円〜 |
| 月額料金 | 300円/台〜 |

SKYSEA Client Viewは、組織内のIT資産を一元管理し、情報漏洩対策やサイバー攻撃への備えを強化する運用管理ツールです。
大規模から小規模まで多様な組織のセキュリティ運用を強力に支えています。
最新版では生成AIを活用した課題解決サポートや働き方の分析レポート機能など、時代の変化に合わせた高度な機能を随時追加しています。
オンプレミスだけでなく複数のクラウドエディションも提供されており、既存のネットワーク環境に合わせた柔軟な導入が可能です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | SKYSEA Client View |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 要問い合わせ |

Jamf Proは、MacやiPhoneなどのApple製品を包括的に管理し、セキュアな運用を実現する最高峰のソリューションです。
ゼロタッチ導入により、開封した瞬間からデバイスを自動構成し、IT担当者が直接触れることなく配布を完了できます。
AIアシスタントや高度なスクリプト機能を備えており、管理業務の自動化とユーザーの利便性向上を両立させます。
MicrosoftやGoogleなどの主要ツールとも深く連携し、既存の環境を活かしたまま強固なエンドポイントセキュリティを構築可能です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | Jamf Pro |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 要問い合わせ |

Microsoft Intuneは、WindowsやiOS、Androidなど多様なデバイスを一つの画面で一元管理できる端末管理システムです。
基づいた強固なセキュリティを提供し、場所を問わず安全な業務環境の構築を支援します。
最新のAI技術であるMicrosoft Security Copilotを搭載し、複雑なトラブルシューティングやセキュリティ調査を劇的に高速化します。
ツールを統合して運用を自動化することで、ITチームの負荷を軽減しながら組織全体のコスト削減と生産性向上を実現します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | Microsoft Intune |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | 599円/ユーザー〜 ※年間契約のみ |

SPPM 3.0は、17年以上の運用実績を持つPCとスマートフォンの一元管理が可能な国産MDMサービスです。
キャリアフリー対応により、Wi-Fi端末や複数キャリアの端末も同一画面で効率的に管理できます。
追加料金なしでクラウド電話帳やデバイス証明書などの豊富な機能を利用できる、透明性の高い料金体系が特徴です。
満足度98%を誇る手厚い電話サポート体制により、導入から運用まで安心して任せることができます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | SPPM 3.0 |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | 330円/デバイス~ |

mobiconnectは、企業や教育機関におけるモバイルデバイスの管理を強力に支援する国産のMDMプラットフォームです。
OSやデバイスが混在する環境でも一元管理が可能で、大規模な導入から小規模な運用まで幅広く対応しています。
デバイス導入のノウハウを熟知した専門スタッフによる手厚いサポート体制が整っており、導入後の運用負荷を大幅に軽減します。
現場の使いやすさを追求したUI設計により、高度なセキュリティ設定やアプリ配信もスムーズに行えます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | mobiconnect |
| 初期費用 | 30,000円 |
| 月額料金 | 1,980円/台〜 |

BizMobile Go! Directは、特許取得のジオフェンス技術を強みとする先進的なMDM・EMMサービスです。
場所や時間に応じて端末のワークモードを自動で切り替え、情報漏洩対策や働き過ぎの防止をスマートに実現します。
AIによる自動監視機能が端末の状態を常にチェックし、設定の復旧やアップデートを無人で行うため管理工数を劇的に削減できます。
8,500社以上の導入実績を誇り、使った分だけ支払う合理的な料金体系で数台から大規模運用まで幅広く対応可能です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | BizMobile Go! Direct |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | 300円/台〜 ※最低利用台数 10台 |

SOTI MobiControlは、単なるデバイス管理の枠を超えて、リアルタイムなコントロールと運用状態の可視化を実現する製品です。
25年以上の実績に基づき、世界195ヶ国以上で導入されている信頼性の高いモビリティ管理ソリューションを提供します。
AndroidやiOS、Windowsに加えLinuxまで網羅し、新旧問わず多様なハードウェアのシームレスな統合を可能にします。
高度なリモートコントロールやリアルタイム診断機能により、現場のダウンタイムを最小限に抑えつつ業務効率を最大化します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | SOTI MobiControl |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 要問い合わせ |

Ivanti Neurons for MDMは、多種多様なデバイスやOSを一つのプラットフォームで統合管理できるクラウド型のMDMソリューションです。
iOSやAndroid、Windowsなどを一元化し、場所を選ばない働き方を安全かつ効率的にサポートします。
自動登録ボットやリモート操作によるサポート機能により、IT部門の運用負荷を大幅に軽減できる点が大きな特徴です。
高度なセキュリティ対策と快適なユーザー体験を両立し、組織全体のデジタルワークプレイスを最適化します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | Ivanti Neurons for MDM |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 要問い合わせ |

あらゆるデバイスや場所から業務アプリへセキュアにアクセスできる、クラウド提供型のデジタルワークスペースです。
エンドポイント管理やアクセスコントロールを統合し、管理のシンプル化とユーザーの利便性を同時に高めます。
シングルサインオンによるスムーズなログイン環境の提供に加え、デバイスの紛失対策や更新プログラムの適用も遠隔で実施できます。
個人用と企業用のデータを分離して管理できるため、情報漏えいを防ぎつつ柔軟な働き方を強力に推進します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | VMware Workspace ONE |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 要問い合わせ |
24時間の紛失対応も完備

15社以上の製品から最適なツールを選定し、導入から運用ポリシーの策定までを一貫して支援するMDMソリューションです。
豊富な実績に基づいたコンサルティングにより、自社に最適なモバイル管理環境をスムーズに構築できます。
OSのアップデート対応やアプリの動作検証など、導入後の煩雑な運用業務を専門スタッフが代行して負担を軽減します。
24時間365日の遠隔ロック・ワイプ体制も備えており、紛失時の情報漏洩リスクにも即座に対応可能です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | MDM RESCUE+ |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 要問い合わせ |

ソフトバンクが提供する、スマートフォンやPCなどのモバイル端末とユーザー情報を一元管理できるMDMサービスです。
遠隔でのロックやデータ消去、アプリ配布といった基本機能に加え、高度なセキュリティ対策をクラウド上で実現します。
Oktaとの連携によるシングルサインオンやデバイス証明書により、不正アクセスを防ぎつつ利便性を向上させます。
24時間365日対応の専用ヘルプデスクが管理者に代わって運用をサポートするため、担当者の負担を大幅に軽減可能です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | 100円/ID~ |

FiT SDMは、アイ・エス・ビーが提供するスマートフォンやタブレット向けのクラウド型管理サービスです。
旧称VECTANT SDMから刷新され、デバイスの業務外利用の防止や運用コストの削減を強力に支援します。
紛失対策やアプリ制御といった高度なセキュリティ機能を、お手頃な価格ですべて利用できる点が大きな魅力です。
50年の開発実績を持つスペシャリストが、企業の多様な課題に対して最適なデバイス活用方法を提案します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | FiT SDM |
| 初期費用 | 50,000円 |
| 月額料金 | 300円/ID〜 |

端末そのものを縛るのではなく、業務データのみを分離して管理する次世代のエンドポイント管理ツールです。
紛失や盗難の際も端末内のデータ消去やアクセス遮断が容易で、管理者の運用工数を大幅に削減できます。
外部資産管理ツールとの連携により、モバイル端末の利用状況を既存の管理フローに統合可能です。
BYOD導入時もプライバシーを保護しつつ、業務に関わる領域だけをセキュアにコントロールできます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | moconavi |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 基本料15,000円+720円/ID〜 |

USEN GATE 02が提供する、従業員に貸与したスマートデバイスを遠隔地から一括で管理・制御できるMDMサービスです。
ユーザー自身による管理プロファイルの削除を制限できるため、他社サービスと比較しても非常に高いセキュリティレベルを維持できます。
iOSやAndroid、Windowsなど複数のOSに対応しており、通信キャリアが異なる端末が混在していても一つの画面で管理可能です。
端末紛失時のリモートロックやアプリの一括配信など、モバイル活用の運用負荷を軽減する豊富な機能を備えています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | モバイルマネージャー |
| 初期費用 | 30,000円 |
| 月額料金 | 300円/台〜 |

シャープが提供するLINC Biz emmは、業務用スマートフォンやタブレットを効率的に一括管理できるモバイル端末管理ソリューションです。
AQUOSシリーズに最適化された高度なセキュリティ設定が可能で、端末の紛失時にも遠隔操作で情報漏洩を確実に防ぎます。
直感的なウェブ管理画面を通じて、アプリの一括配信や機能制限をスムーズに行えるため、IT担当者の運用負荷を大幅に軽減します。
電話帳配信や遠隔サポートといった豊富なオプションも用意されており、企業のニーズに合わせた柔軟な運用体制の構築を支援します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | LINC Biz emm |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | 要問い合わせ |
コストパフォーマンスを極めたツール

継続利用率95%を誇るMoDeMは、モバイル端末の管理からアプリやコンテンツの配布まで一元化できるEMMソリューションです。
直感的な操作画面により、専門的な知識がなくても導入当日からスムーズに社内デバイスの運用管理を開始できます。
24時間365日の紛失対応代行や位置情報の取得など、企業の機密情報を守るための強力なセキュリティ機能を備えています。
Android Enterpriseへの対応や教育機関向けパッケージも用意されており、低コストで組織のDXを強力に推進します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | MDM MoDeM |
| 初期費用 | 20,000円 |
| 月額料金 | 150円/台〜 |

Google Workspaceが提供する、多様なデバイスを一元管理して組織のデータセキュリティを強固にする管理ツールです。
AndroidやiOSに加えPCも含めた幅広いOSに対応しており、エージェントレスで迅速な導入が可能です。
私用端末を安全に業務利用できるBYOD環境を構築し、仕事とプライベートのデータをシステム上で明確に分離します。
紛失時も管理コンソールから遠隔でデータ消去を行えるため、場所を選ばない柔軟な働き方を強力に支援します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | Google Endpoint Management |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | 0円〜(Workspace料金800円に含む) |

大塚商会が提供する、スマートフォンやPCなどのモバイル端末を統合的に管理できるクラウド型MDMサービスです。
iOSやAndroid、Windowsが混在する環境でも、ブラウザ経由で利用制限やプロファイル設定を一括して行えます。
紛失時には遠隔でのロックや初期化が可能で、専門スタッフによる24時間体制の操作代行オプションも用意されています。
詳細な端末情報の自動取得や機能制限により、管理者の負担を最小限に抑えながら強固なセキュリティ体制を構築します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | たよれーる デバイスマネジメントサービス |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | 360円/台〜 |

Cisco Merakiが提供する、クラウドを活用した強力なモバイルデバイス管理(MDM)プラットフォームです。
リモートでのデバイス保護やエンドポイント管理を迅速かつ簡単に行い、企業のセキュリティ基盤を強固にします。
Merakiのネットワーク製品やCiscoのセキュリティソリューションとシームレスに統合し、ゼロトラスト型のモデルを実現します。
高度な自動化機能により、運用負荷を増やさずに数千台規模のデバイス管理と拡張を可能にします。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | Cisco Merakiモバイルデバイス管理 |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 要問い合わせ |
導入をスムーズに進めるには、計画的なステップが不可欠です。
特に自動設定(ABMやZero Touch)の利用申請には数週間かかることもあるため、早めに着手することが重要です。
検証から本番運用まで、最短でも1〜2ヶ月は余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。
管理対象となるOSの種類・台数・BYODの有無を整理します。
現状を正確に把握しておくことで、自社に必要な機能の優先順位が明確になります。
比較表をもとに候補を絞り込み、デモや試用を通じて使い勝手を確認します。
機能だけでなく、サポート体制や管理画面の操作性も重要な判断基準です。
少数の端末で実際の動作や設定の反映を確認します。
現場からのフィードバックをもとに設定を調整しておくことで、全体展開後のトラブルを未然に防げます。
禁止事項や緊急時の対応フローをルール化します。
運用ルールを事前に文書化しておくことで、担当者が変わっても一貫した管理体制を維持できます。
従業員へ導入の目的と利用ルールをアナウンスしたうえで、一斉に適用を開始します。
事前の丁寧な説明が、現場の混乱や抵抗感を最小限に抑える鍵になります。
MDMの導入は、従業員から「会社に監視される」と誤解されるリスクをはらんでいます。
これを防ぐためには、導入前に目的と仕組みを丁寧に説明することが不可欠です。
「プライベートなデータは閲覧できない仕組みであること」「端末紛失時に個人情報を守るためのものであること」を明確に伝えましょう。
「監視ツール」ではなく、会社と社員の双方を守る「安全装置」であるというポジティブなメッセージが、従業員の納得感につながります。
利用ルールを厳しく縛りすぎず、業務の利便性を損なわないバランスで運用することも定着への近道です。
10台以下の小規模な組織や、シンプルな紛失対策のみが目的であれば、無料ツールでも運用できます。
ただし、手厚いサポートや高度なアプリ制限・API連携などの機能は制限されます。
管理台数が増えてきたり、確実なセキュリティ担保が求められたりする場合は、有料版への移行を検討しましょう。
「仕事用プロファイル(BYODモード)」を活用すれば、プライバシーは保護されます。
管理者から見えるのは業務領域のデータ(仕事用アプリやメール)のみで、個人の写真・通話履歴・SNSの内容などは一切確認できない仕組みになっています。
従業員に対してこの仕組みを事前に説明しておくと、安心して導入を受け入れてもらいやすくなります。
端末が圏外や電源オフの状態では、MDMからのコマンドは届きません。
対策として、次に端末がインターネットに接続した瞬間に自動ロックが実行されるよう予約設定を行うことが一般的です。
一定時間通信がない場合に自動で初期化する「オフラインタイマー」機能を活用するのも有効な方法です。
MDMツールは、端末の紛失対策から業務効率化まで、モバイル活用を推進する企業にとって欠かせないインフラです。
自社の規模・OS環境・求めるサポートレベルに合わせて、最適なツールを選ぶことが導入成功の鍵になります。
まずは比較表を参考に資料請求や無料トライアルから始めて、自社に合ったツール選びの第一歩を踏み出してみてください。