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経理がフリーランスで働くメリットとは?会社員として働くこと方がおすすめな3つの理由

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経理がフリーランスで働くメリットとは?会社員として働くこと方がおすすめな3つの理由
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近年、フリーランスという働き方が広く認知されるようになりました。

経理分野でもフリーランスとして活動する人がいるため、興味をもっている方も少なくないでしょう。

とはいえ、経理業務は機密性が高くテレワークが浸透しにくいという情報もあり、フリーランスとして生計を立てることが可能なのか疑問も残ります。

そこで本記事では、経理がフリーランスとして働くメリット・デメリットや会社員として働くことがおすすめの理由を解説します。

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フリーランス経理とは?

フリーランス経理とは、企業や個人事業主からの依頼を受けて、経理業務を提供する働き方です。

特定の企業に雇用されることなく、自身は個人事業主として働きます。

フリーランス経理のニーズ

フリーランス経理は、労働人材の確保の観点でニーズがあります。

日本では、少子高齢化の影響で多くの産業・職種で人手不足が深刻化している状況です。

経理は専門知識やスキルが求められることから、人材の獲得は簡単ではなく自社で育成するのも時間がかかります。そのため、経理人材が不足している企業では、業務を外注するケースが少なくありません。

とくにスタートアップ企業では、専門性の高い経理人材を採用するのは採用コストや採用活動の時間などの面から困難なので、事業が軌道に乗るまで外注で乗り切ろうというニーズが多くあります。

外注の中でもアウトソーシング会社へ依頼する方法がありますが、その場合は仲介料や人材のマネジメント料、管理費用などが含まれるため割高です。

一方、フリーランスの場合は個人との直接契約なので、アウトソーシング会社へ外注する際にかかる仲介手数料が削減されるうえに、人材育成にかかわるコストも必要ないため、企業側に費用面のメリットがあります。

こうした点から、メリットを感じる企業が少なくないようです。

フリーランス経理の働き方

フリーランス経理の働き方は、大きく分けて「会社常駐型」と「リモート型」があります。

会社常駐型はクライアントの会社で、リモート型は出社することなく自宅などで経理業務をおこないます。ただし、会社常駐型だと場所や時間を問わずに働けるというフリーランスのメリットがなくなってしまうため、リモート型で働くフリーランスが多い傾向です。

原則リモートで、週1回、月1回など定められた日だけ出社するケースもあります。

フリーランス経理の業務内容

業務内容はフリーランスであっても会社員と共通していますが、以下のような定型業務が中心です。

  • 売掛金/買掛金管理
  • 入出金管理
  • 伝票や納品書の発行
  • 仕訳入力
  • 給与計算
  • 年末調整 
  • 決算書作成 など

近年は経理に求められる役割が変化しており、データにもとづく経営分析や経営アドバイスといった戦略的な業務を担うようになっています。

定型業務はできるだけ自動化や外注で効率化し、貴重なリソースはより戦略的な業務へ投入する動きが加速するなか、定型業務の外注先としてフリーランス経理が活用されています。

フリーランス経理の収入

フリーランスとして経理業務を請け負う場合の料金や業務量は自分でコントロールできるため、収入は個人差があります

一般的にフリーランス経理の場合は、時給やプロジェクトごと、1仕訳あたりいくらといった形で設定するケースが多いです。目安としては、記帳業務で1仕訳100円~、時給2,000円程度が相場となっています。

たとえば、時給2,000円で1日8時間、月に20日働くケースだと月収は32万円、年収は384万円です。

経理がフリーランスとして働くメリット

経理実務経験を活かしてフリーランスとして働くことには、どんなメリットがあるのでしょうか?

柔軟な働き方ができる

フリーランス経理は企業に雇用されているわけではないため、企業が決めた規則やルールに縛られることなく、柔軟な働き方が可能です。

基本的にリモートで働くため、働く時間や場所の制限を受けません。午前中だけ集中して働き、午後は自分の時間に充てる働き方や、1日中じっくり業務に取り組むことも可能です。

完全在宅なら通勤時間もないため、効率的な時間管理が実現します。

業務量をコントロールできる

会社員として働く場合は、会社から割り振られた仕事を確実にこなす必要があり、自分で業務量のコントロールはできません。

一方、フリーランスは事前に自分のスケジュールや生産能力を加味し、業務量をコントロールできます。繁忙期や閑散期を見越して、効率的に時間を管理することも可能です。

たとえば、繁忙期に集中して依頼を受けて収入を得て、閑散期には自己研鑽や趣味、家族との旅行を入れるといった働き方もできます。

収入に上限がない

企業に雇用される場合の給与は自社の給与テーブルにもとづき決まることが一般的ですが、フリーランスでは自分のスキルや労働量、提供するサービスの質に応じて収入を増やすことが可能です。

自己管理能力が高く、積極的に新しいクライアントを獲得し、より高度なサービスを提供できる人ならば大幅な収入アップも夢ではありません。

また、フリーランスは自分の時間を自由に管理できるため、効率的に仕事をすることで時間あたりの収益を最大化することも可能です。

経理業務のみに集中できる

業務に集中できる環境を自ら作り出せる点もメリットです。

一般的な会社勤めでは、多岐にわたる業務や職場の人間関係に気を取られがちです。集中しているところに話しかけられたり電話や来客があったりして業務がなかなか進まない経験は多くの人がしていることでしょう。

しかし、フリーランスであれば、受注した経理業務のみを納品すればよいため、スペシャリストとしてそのスキルを最大限に活かすことができます。

また、どの業務を引き受けるのかは自分で判断できるため、自分の専門性を活かした仕事を選ぶことでキャリアの充実感を高めることも可能です。

ワークライフバランスを整えやすい

フリーランス経理はスケジュールや業務量を自由に設定できるため、ワークライフバランスを取りやすい働き方です。

ワークライフバランスを整えることで、会社勤めにありがちな人間関係のストレスや長時間の残業による身体的負担を減らすことができます。

個人のライフスタイルにあわせて仕事を調整できるので、育児や介護など家族の事情で会社勤務が難しい方でも、仕事と家庭を両立可能です。

経理がフリーランスとして働くデメリット

フリーランスとして経理業務をおこなう場合には、多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。

すべての管理を自分でおこなう必要がある

フリーランス経理にとって、すべての管理を自分でおこなう必要がある点は重要な課題のひとつです。

クライアントへの請求処理や税金の申告、経費の整理など企業内であれば複数の人が担当するような業務を一手に引き受けることになります。

これには、時間管理能力と効率的なワークフローの構築が求められ、税金などの専門的な知識を常に更新し続ける必要があります。

経理実務に長けていないと難しい

クライアントを獲得し、また信頼を得るためには、経理業務に関する深い理解と実績が必要です。

専門的な知識がなければ、税務上の違反や計算ミスを犯すリスクが高まります。そのため、前提として経理実務経験が豊富でなければ、フリーランス経理として生計を立てるのは難しいでしょう。

また、会社員であれば気軽に先輩や同僚に教えてもらうことが可能ですが、フリーランスの場合は聞きにくい雰囲気があるかもしれません。

収入が不安定

収入の不安定さは、大きなデメリットのひとつです。

従業員としての定期的な給与の安定性に対して、フリーランスは仕事の流れとプロジェクトの可変性によって収入が大きく変動する可能性があります。

定められた仕事がある会社員の経理と異なり、フリーランスは新規の案件を自分で獲得しなければなりません。また、会社員と違って労働基準法の保護は受けないため、今ある仕事がいつなくなってもおかしくありません。

月々の収入にムラが生まれ、安定した収入を得ていたい人はフリーランスとして働くことは向いていないでしょう。

定型業務が中心となるためスキルを高めにくい

フリーランスの経理が担うのは定型業務が中心となり、経営的な分析や判断などまでは求められないことが多いです。

そうした業務は、自社の人材に期待されることが多いでしょう。そのため、クライアントから依頼される一連の決まった業務が主となり、新しいスキルを学ぶ機会が限られがちです。

また、組織内で協力したり知識を共有したりといったこともため、新しい会計基準や業界動向に疎くなる場合があります。

こうしたデメリットを払拭するには、自己啓発に常に積極的であることが求められるでしょう。

福利厚生がない

従業員として働く場合、多くの企業は社会保険や退職金制度などの福利厚生を提供していますが、フリーランスはこれらの保障を自分で管理しなければなりません。

有給休暇も休業中の所得補償もないため、病気や怪我で仕事ができなくなっても自己責任です。そのため、任意の保険や個人年金などに入るためのコストも、収入の不安定さに拍車をかけることがあります。

経理は会社員として働くのがおすすめな3つの理由

フリーランスという働き方が浸透して久しいですが、経理の場合は会社員として働くことをおすすめします。その理由は、以下の3つです。

収入や雇用面が安定する

経理が会社員として働くことの利点は多岐にわたりますが、とくに収入や雇用面の安定性は重要な要素です。

会社員として働くことで、毎月決まった収入を得ることができます。

経理は営業職などのように歩合給ではないので、成績による変動もありません。勤務先が倒産したりリストラされたりといった雇用面でのリスクは誰にでもありますが、労働基準法の保護を受けることから、フリーランスに比べると仕事を失う可能性は相対的に低くなります。

また、企業による社会保険や退職金制度など、福利厚生の恩恵を受けることができます。傷病手当金や育児休業給付金など働けない間の所得の補填も受けられるため、いざというときでも安心して休業することが可能です。

社会的信用が高まる

会社員としての地位は、安定した収入や正規雇用といった要素を通じて、個人の信用性を高めます。

ローンや賃貸借契約、クレジットカードの作成が、代表的な事例です。フリーランスの場合は安定的な収入が期待できないことから、これらの審査で不利にはたらくことが多々ありますが、会社員は審査に通りやすい傾向があります。

また、会社員として企業に所属することで、人材として将来的なキャリア構築やビジネスチャンスの拡大にもつながります。

会社員なら企業の看板を掲げて仕事ができるため、その企業の信頼をもとに仕事を獲得できます。個人として信頼を勝ち取るしかないフリーランスとの大きな違いです。

AIに淘汰されない経理業務の経験を積める

経理の分野でキャリアを積むにあたり、会社員として働くことが推奨される理由のひとつに、AIに取って代わられない経験を積みやすいという点が挙げられます。

会社員として働くことで、経理業務の多様な側面を体験し、専門的なスキルセットを構築できます。これには、戦略的な意思決定や財務分析にもとづくアドバイスなど、AIが容易に代替できない複雑なスキルが含まれます。

また、組織内での人間関係を築き、チームワークを発揮する能力も、AIには真似できない重要なスキルです。

経理・財務・税務・経営企画の求人

経理人材のキャリア相談におすすめの転職エージェント7選

経理人材が会社員としてのキャリアを構築したい場合は、転職エージェントへの相談がおすすめです。

とくに、経理の市場動向や職種事情に詳しい特化型のエージェントなら、的確なアドバイスを受けられます。

BEET

BEETは、経理をはじめとして、管理部門系職種の転職支援を専門とする転職エージェントです。

リーダークラスやミドルクラスの転職で実績が高いため、経理経験豊富な人材に適しています。保有求人の多くは年収600万~2,000万円の高年収求人なので、自分の経験やスキルをしっかり評価してもらいたい経理人材にもおすすめです。

BEETに登録する公式サイト:https://beet-agent.com/

Hi-Standard(ハイスタ)

Hi-Standard(通称:ハイスタ)は、公認会計士や税理士、USCPAなどの会計プロフェッショナルに特化した転職エージェントです。

公認会計士はハイスタ会計士、税理士はハイスタ税理士でサービスが分かれているため、それぞれの業界に特化したサポートを受けられます。

高度な専門知識を活かして、事業会社の経理で活躍したい人材におすすめします。士業の価値やアピールポイントを熟知したキャリアアドバイザーが、転職を徹底サポートします。

ハイスタ|会計士の方はこちら

ハイスタ|税理士の方はこちら

公式サイト(ハイスタ会計士):https://hi-standard.pro/cpa/

公式サイト(ハイスタ税理士):https://hi-standard.pro/tax/

MS Agent

管理部門と士業に専門特化して転職を支援しているのが、MS Agentです。

特化型として30年以上の実績がある老舗エージェントなので安心してサポートを受けられます。豊富なノウハウと業界内ネットワークを活かした求人紹介に期待できます。

MS Agenに登録する

ジャスネットキャリア

ジャスネットキャリアは、経理や財務、公認会計士、税理士の転職に特化しています。

専門性が高いエージェントで会計業界の動向や業務内容に詳しいため、的確なアドバイスやサポートを受けられます。

ジャスネットキャリアに登録する

レックスアドバイザーズ

レックスアドバイザーズは、会計領域に特化して転職サポートを提供している転職エージェントです。

とくにシニア、マネージャークラスのサポートに実績があるため、管理職や幹部候補として転職したい方に適しています。高い専門性と手厚いサポートで転職を成功に導きます。

レックスアドバイザーズに登録する

経理エージェント

経理エージェントは、経理実務者の転職活動に特化した転職エージェントです。

公認会計士や税理士などの有資格者ではなく、あくまでも経理実務経験がある人の転職を支援するという特徴があります。そのため、資格はないけれど実務経験は十分にある方や、経験を評価してほしい方におすすめです。

公式サイト:https://keiri-agent.com/

Hupro(ヒュープロ)

Huproは、士業および管理部門系人材に強みをもつ転職エージェントです。

スピード内定を得意としており、手間をかけないフローを徹底しているため、少しでも早く効率よく転職先を決めたい方に向いています。

公式サイト:https://hupro-job.com/

まとめ

経理はフリーランスとして働くことで、柔軟な働き方やワークライフバランスの実現などが可能です。

一方、高い自己管理能力が求められ、収入の不安定さや社会的信用度の低さなどデメリットもあります。

また、フリーランスでは定型業務が中心となるため、これからも経理人材としてキャリアを構築するなら戦略的業務の経験もできる会社員として働くことがおすすめです。

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BackOfficeDB編集部
この記事の執筆者
BackOfficeDB編集部
こんにちは。BackOfficeDB編集部です。 私たちは、管理部門に関する情報発信を専門にしています。 業務効率化や、各職種のキャリアプラン、スキルアップなど、管理部門の様々なお悩みにお答えします。
佐藤 大輝
この記事の監修者
佐藤 大輝

法務部・経理財務をはじめとした管理部門のコンサルタント。不動産営業・管理事務等を経験したのち、バックオフィス専門のアドバイザーとして参画。