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経理代行サービス比較15選!料金相場や失敗しない選び方を解説

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経理代行サービス比較15選!料金相場や失敗しない選び方を解説

「経理担当者がなかなか採用できない」「毎月の記帳や振込作業に追われ、本業に集中できない」といった課題を抱えていませんか?

深刻な人手不足が続く中、バックオフィス業務を効率化する手段として「経理代行サービス」に注目が集まっています。

本記事では、主要な経理代行サービス15社を徹底比較し、それぞれの強みや料金相場を分かりやすく解説します。

税理士との違いや失敗しない選び方についても詳しく紹介しますので、自社に最適なパートナー選びの参考にしてください。

目次

経理代行サービスとは?

経理代行サービスとは、記帳や請求書発行、振込、給与計算といったバックオフィス業務を外部へ丸投げできる仕組みです。

よく混同される「記帳代行」や「税理士」との違いは、以下の通りです。

サービス 主な業務範囲 特徴
経理代行 記帳・振込・請求・給与計算 経理業務を幅広く網羅し、現場の運用にも踏み込む
記帳代行 会計ソフトへの入力のみ 「過去の記録」がメイン。
安価だが対応範囲は狭い
税理士 税務申告・経営相談 独占業務である「確定申告」が主。
顧問料は高め

記帳代行が「終わった数字をまとめる」のに対し、経理代行は「今動いているお金の管理」まで担います

ここが大きな違いです。

税理士は税務のプロですが、日々の振込や請求書発行までは対応してくれないケースがほとんど。

「税理士がいるから大丈夫」と思っていても、経理の実務は別で手当てが必要になります。

【比較表】おすすめの経理代行サービス15選

「自社に合うサービスを早く見つけたい」という方に向けて、主要15社の特徴をまとめました。

料金体系や得意分野を軸に、まずは直感的に比較してみてください。

ご提示いただいた情報を整理し、15社を比較できるマークダウン形式の表を作成しました。

【比較表】おすすめの経理代行サービス15選

「自社に合うサービスを早く見つけたい」という方に向けて、主要15社の特徴をまとめました。

料金体系や得意分野を軸に、まずは直感的に比較してみてください。

サービス名 月額目安 得意なソフト 強み・特徴
CASTER BIZ accounting 22.5万円〜 freee / MF 採用倍率1%のプロ人材が業務を最適化
メリービズ 15万円〜 全般 上場企業も導入する高品質なチーム制サポート
HELP YOU 10万円〜 全般 経理から総務・人事まで幅広く依頼可能
Smart経理 1.5万円〜 全般 AIと人の分業でコストを抑える高コスパ
Remoba経理 18万円〜 freee / MF スタートアップ・ベンチャーの体制構築に強い
Wheat Accounting 3万円〜 freee / MF クラウド会計専門でIT企業の経理を効率化
StepBase 3.9万円〜 全般 パーソルグループの信頼性と組織力で安心運用
マネーフォワード クラウド経費BPO 2,480円〜 MF メーカー公式サービスで経費精算を自動化
freee支出管理 受取請求書アシスト 3.5万円〜 freee 請求書の受領から振込までを自動化支援
BackofficeForce 2万円〜 全般 公認会計士監修で正確性と業務改善を両立
i-STAFF 8.1万円〜 全般 返金保証あり・安さと正確性を両立した実務
NOC経理アウトソーシング 要問い合わせ 全般 創業30年以上の実績を持つBPOの老舗
タクセル経理 要問い合わせ freee / MF 3日以内に稼働開始できるスピード対応
Crowd Mooveアシスタント 2,200円〜/時 全般 時給制で無駄なく頼めるプロ集団
株式会社つばさ会計事務所 要問い合わせ 全般 税理士法人が母体で決算申告まで一括対応

経理代行に依頼できる業務範囲

経理代行の守備範囲は幅広く、日常的な「お金の出入り」に関する事務作業は、ほぼすべて外部に任せられます。

1. 日常業務(ルーチンワーク)

  • 会計ソフトへの仕訳入力(記帳)
  • 領収書や請求書の整理・データ化
  • 取引先への請求書作成・送付
  • ネットバンキングを利用した振込設定

2. 月次・年次業務

  • 従業員の給与計算・明細作成
  • 年末調整に向けた書類回収・データ作成
  • 経営判断に欠かせない「試算表」の作成

3. 経理DX・改善支援

  • クラウド会計ソフト(freee/マネーフォワード等)の導入
  • ペーパーレス化による業務フローの効率化
  • 二重入力をなくすためのシステム連携

最近では、単なる代行に留まらず「経理組織そのものを強くする」提案まで行うサービスが増えています。

【依頼先・規模別】経理代行サービスの料金相場

料金体系は「月額固定費+従量課金」が一般的です。

依頼先や業務量によって、金額には大きな開きがあります。

依頼先 月額相場 向いている企業
個人(フリーランス) 0.5万〜3万円 個人事業主、小規模な店舗
経理代行会社 3万〜15万円 中小企業、スタートアップ
税理士法人 5万〜20万円 内部統制重視、年商1億円以上

個人への依頼はコストを抑えられますが、病気や退職による「業務停止リスク」は避けられません。

代行会社や税理士法人は、チーム体制で対応するため安定感があります。

担当者が休んでも業務が止まらない点は大きなメリットです。

セキュリティ体制や品質を重視するなら、月額3万円〜の中堅サービスを選ぶのが無難でしょう。

経理代行サービスの導入メリット

最大のメリットは、経営者が「自分の時間」を取り戻せること。

苦手な数字作業に追われる日々から解放されます。

劇的なコスト削減

正社員を一人雇えば、給与のほかに社会保険料や採用費がかかります。

月額30万円以上のコストが、代行なら数万円〜十数万円に抑えられることも。

必要なときに必要な分だけ依頼できる柔軟性も大きな強みです。

本業への集中

経営者や営業エースが事務作業に追われるのは、機会損失でしかありません。

経理業務をプロに任せれば、売上に直結する施策に集中できます

「月末の経理作業が憂鬱」というストレスからも解放されるでしょう。

「属人化」の解消

「経理担当が辞めたら何もわからない」という、中小企業にありがちなリスクを解消できます。

代行会社はチーム体制で対応し、業務のマニュアル化も進めてくれます。

常に正確で透明性の高い経理体制を維持できるのは、外注ならではのメリットです。

経理代行サービスのデメリットと注意点

経理代行サービスには、外注ならではのリスクも存在します。

導入前に把握し、対策を講じておくことが重要です。

社内ノウハウが蓄積されない

すべてを丸投げすると、自社の財務状況がブラックボックス化しかねません。

月次レポートの報告を受ける、クラウド会計を自社でも閲覧できる状態にしておくなど、情報共有の仕組みを整えておきましょう。

情報漏洩のリスク

マイナンバーや銀行口座情報を外部に預けるため、セキュリティ体制のチェックは必須です。

契約前にPマークやISMSの取得有無、スタッフとのNDA(秘密保持契約)の締結状況を必ず確認してください。

対応のタイムラグ

社内に担当者がいないため、「今すぐこの振込を確認して」といった即時対応は難しくなります

チャットツールを活用する、緊急時の連絡ルールを事前に決めておくなど、コミュニケーション方法を明確にしておくのが得策です。

経理代行・アウトソーシングの依頼先

どこに頼むべきかは、自社が「何をどこまで求めているか」で決まります。

税理士・会計事務所

決算申告まで一気通貫で依頼できるのが強みです。

税務の専門家が関わるため、税務リスクのチェックも日常的に行われます。

ただし、振込や請求書発行などの「日常実務」には対応していない事務所もあるため、事前の確認が欠かせません。

経理代行・BPO専門会社

経理実務のプロ集団です。

振込から給与計算まで、幅広い業務に柔軟に対応してくれます。

業務のマニュアル化が得意な会社も多く、チーム体制による安定感も魅力です。

属人化を解消したい企業に向いています。

オンラインアシスタント

チャットで気軽に依頼できるスピード感が魅力です。

経理以外にも、資料作成や秘書業務などをまとめて頼めるサービスもあります。

「まずは小さく始めたい」という少人数のスタートアップや個人事業主に向いています。

経理代行サービスの選定ポイント

ミスマッチを防ぐため、以下の4点は必ずチェックしてください。

1. 対応業務の範囲

「振込設定はNG」「請求書発行は別料金」といった制限がないか、事前に確認しましょう。

自社が最も手放したい業務が対応範囲に含まれているかどうかが、選定の第一歩です。

2. 使用会計ソフトとの相性

freeeやマネーフォワードをすでに導入しているなら、そのソフトに精通した業者を選ぶのがベストです。

ソフトの特性を活かした自動化や効率化まで提案してくれるところなら、導入効果がさらに高まります。

3. セキュリティ体制

情報の取り扱いルールが明確かどうかを確認してください。

担当者が変わっても品質が維持される「チーム対応」の体制があるかも重要なポイントです。

4. 税理士との連携

提携税理士がいるか、あるいは自社の顧問税理士とスムーズに連携できるかを確認しましょう。

決算時にデータを受け渡す際、二度手間にならないフローを構築できるかが、長期的な運用の鍵になります。

おすすめの経理代行サービス15選

ここからは、多くの企業に支持されている主要サービスを厳選してご紹介します。

BPO専業、ツール特化、アシスタント型など、自社のフェーズに合うものを検討してみてください。

1. CASTER BIZ accounting|採用倍率1%のプロ人材が経理を最適化

CASTER BIZ accounting

初めての経理アウトソーシングで、業務品質にこだわりたい企業におすすめです。

オンラインアシスタントの先駆け的存在で、採用倍率1%を突破した優秀なスタッフがチーム体制で対応します。

SlackやChatworkでやり取りできるため、まるで自社社員のようにスムーズなコミュニケーションが可能です。

単なる作業代行にとどまらず、業務フローの改善提案まで行ってくれるのも強み。

経理業務を根本から見直したい企業にも向いています。

サービス名 CASTER BIZ accounting
初期費用 -
月額費用 225,000円〜
おすすめ企業 クラウドツールをフル活用してDXを進めたい企業
採用倍率1%を突破した優秀なプロに任せたい企業

2. メリービズ(バーチャル経理アシスタント)|上場企業も導入する高品質なチーム制

メリービズ(バーチャル経理アシスタント)

中堅・大企業や、複雑な承認フローを持つ企業におすすめです。

東証プライム上場企業からベンチャーまで、幅広い導入実績を誇る実力派。

完全チーム制を採用しており、スタッフの急な欠勤や退職で業務が止まる心配がありません。

コンサルタントが業務設計に入るため、複雑な経理フローにも柔軟に対応可能。

上場企業基準のセキュリティ体制も整っており、情報管理を重視する企業でも安心して導入できます。

サービス名 メリービズ
初期費用 要問い合わせ
月額費用 150,000円〜
おすすめ企業 上場準備中や成長フェーズにある中堅企業
属人化を防ぐためにチーム体制での運用を望む企業

3. HELP YOU(ヘルプユー)|経理から総務・人事まで幅広く頼める

HELP YOU(ヘルプユー

「経理だけでなく、他の事務もまとめて任せたい」という経営者におすすめです。

継続率98%を誇るオンラインアシスタントサービス。

窓口となるディレクターに要望を伝えるだけで、経理・秘書・人事・営業事務などをまとめて依頼できます。

タスクの切り出しから相談に乗ってくれるため、外注が初めてでも安心。

窓口が一本化されているので、複数人への指示出しの手間もかかりません。

スポット的な依頼にも柔軟に対応してくれます。

サービス名 HELP YOU
初期費用 -
月額費用 100,000円〜
おすすめ企業 経理だけでなく総務や秘書業務もまとめて頼みたい企業
窓口を一本化してバックオフィス全般を効率化したい企業

4. Smart経理(スマート経理)|AIと人の分業で圧倒的なコストパフォーマンス

Smart経理(スマート経理)

Smart経理は、書類をスキャンするだけで請求書発行や給与計算、会計入力までを一気通貫で請け負うクラウド型の経理代行サービスです。

簿記2級以上の専門スタッフがチーム体制で実務を代行するため、経理担当者の離職リスクを排除し、常に安定した高品質なバックオフィス体制を実現します。

経理実務の負担を極限まで減らし、経営者が迅速な意思決定や本来の業務に専念できる環境を構築したい企業に最適です。

サービス名 Smart経理
初期費用 -
月額費用 150,000円〜
おすすめ企業 AIと人の分業により月額コストを最小限に抑えたい企業
記帳などの定型業務を安価にアウトソースしたい企業

5. Remoba経理(リモバ)|スタートアップ・ベンチャーの体制構築に強い

Remoba経理(リモバ)

急成長中の企業や、アナログ経理から脱却したい企業におすすめです。

クラウドツールの導入支援に強く、業務の標準化・マニュアル化を徹底してくれます。

ベンチャー特有のスピード感に合わせた、チャット中心のコミュニケーションも魅力です。

マニュアル化を前提としているため、将来的に内製化へ切り替える際もスムーズ。

成長フェーズに合わせて柔軟にサポートしてくれます。

サービス名 Remoba経理
初期費用 要問い合わせ
月額費用 180,000円〜
おすすめ企業 経理体制が未整備なスタートアップやベンチャー企業
業務フローの構築から一緒に伴走してほしい企業

6. Wheat Accounting|クラウド会計専門でIT企業の経理を効率化

Wheat Accounting

IT系やエンジニア中心のテック企業と相性の良いサービスです。

freeeやマネーフォワードの活用に特化しており、紙のやり取りを排除したフローを提案してくれます。

郵送作業などのアナログ業務を極限まで減らしたい企業に向いています。

ITリテラシーの高いスタッフが対応するため、コミュニケーションもスムーズ。

ペーパーレス前提の運用で、リモートワーク中心の企業でも導入しやすい設計です。

サービス名 Wheat Accounting
初期費用 -
月額費用 30,000円〜
おすすめ企業 完全ペーパーレスを目指すIT企業やWeb制作会社
クラウド会計ソフトの機能を限界まで使い倒したい企業

7. StepBase(ステップベース)|人材大手パーソルグループの安心感

StepBase(ステップベース)

コンプライアンスやセキュリティを最優先したい企業におすすめです。

人材大手のパーソルグループが運営しており、長年培った業務設計のノウハウを活かしたサービスを提供。

マニュアル作成からしっかり固めてくれるため、品質のバラつきがありません。

大手グループならではの高いセキュリティ基準と、属人化しない組織対応が強み。

安定感を重視する企業に向いています。

サービス名 StepBase
初期費用 -
月額費用 39,000円〜
おすすめ企業 大手グループの信頼性と強固なセキュリティを求める企業
組織的なサポート体制で長期的な安定運用を望む企業

8. マネーフォワード クラウド経費BPO|自社ソフトを知り尽くしたメーカー公式サービス

マネーフォワード クラウド経費BPO

マネーフォワード クラウドを導入している企業におすすめの経理代行サービスです。

最大の強みは、ソフト開発元が運営している点。

機能を熟知したスタッフが対応するため、システムの性能を最大限に引き出した効率化が期待できます。

領収書と申請内容の突合、承認作業の代行など、経費精算まわりの煩雑な業務を丸投げ可能。

「毎月の締め作業に追われている」「細かいチェック作業から解放されたい」という担当者の負担を軽減してくれます。

インボイス制度や電子帳簿保存法など、法改正への対応もメーカー直轄ならではの安心感。

制度変更のたびに情報収集する手間が省けます。

サービス名 マネーフォワード クラウド経費BPO
初期費用 -
月額費用 2,480円〜
おすすめ企業 すでにマネーフォワードを導入している企業
経費精算の領収書チェックや承認作業を自動化したい企業

9. freee支出管理 受取請求書アシスト|請求書の受領から振込までを自動化支援

freee支出管理 受取請求書アシスト

freee会計を利用中で、請求書処理の手間を減らしたい企業におすすめです。

請求書をアップロードするだけでAIが自動でデータ化し、仕訳まで作成してくれる手軽さが最大の特徴です。

支払通知書の作成から振込データの生成まで、freee会計とシームレスに連携します。

「届いた請求書を処理して、振り込むまで」の一連の流れをほぼ自動化できる設計です。

経理担当者が不在でも支払業務が滞らない体制を構築でき、急な退職や休職時のリスクヘッジとしても有効です。

サービス名 freee支出管理 受取請求書アシスト
初期費用 -
月額費用 35,000円〜
おすすめ企業 freee会計をメインで利用している企業
請求書の受領から振込までの支払フローを効率化したい企業

10. BackofficeForce(バックオフィスフォース)|公認会計士監修で「安心」と「業務効率化」を徹底追求した経理代行

BackofficeForce(バックオフィスフォース)

経理やバックオフィス業務の負担を減らし、コア業務に集中したい企業に最適なサービスです。

公認会計士・税理士が監修しているため、インボイス制度や定額減税といった複雑な法改正への対応も安心しておまかせできます。

業界トップクラスの業務対応幅を誇り、最短1週間で稼働できるスピード感が魅力。

実務経験豊富な専門人材がチーム体制でサポートし、業務と並行してマニュアル作成も無料で行うため、業務の属人化や担当者の突然の退職リスクも解消できます。

サービス名 BackofficeForce
初期費用 -
月額費用 20,000円〜
おすすめ企業 公認会計士の監修による高い正確性を求める上場準備企業
経営判断に役立つ管理会計の体制を整えたい企業

11. i-STAFF(アイスタッフ)|「安さ」と「正確さ」を両立した高コスパアシスタント

i-STAFF(アイスタッフ)

コストを抑えつつ、品質も妥協したくない企業におすすめのオンラインアシスタントサービスです。

業界最安値水準の料金設定ながら、対応するのは正社員雇用のアシスタント。

作業の正確性もしっかり担保されています。

返金保証制度を設けているのも特徴です。

「外注して品質が悪かったらどうしよう」という不安を抱える方でも、リスクを抑えて試せます。

サービス名 i-STAFF
初期費用 -
月額費用 81,000円〜
おすすめ企業 コストを抑えつつ返金保証などの安心感も重視する企業
複数名によるダブルチェック体制でミスを徹底排除したい企業

12. NOC経理アウトソーシング|創業30年以上の実績を持つBPOの老舗

NOC経理アウトソーシング

豊富な実績と安定感を重視したい企業におすすめです。

創業30年以上、導入実績は1,000社超。

あらゆる業種・規模の経理課題に対応してきたノウハウが蓄積されています。

業務の可視化・マニュアル化を徹底しているのも強み。

「外注先に任せきりでブラックボックス化するのが怖い」という不安を解消でき、引き継ぎや内製化への切り替えもスムーズです。

サービス名 NOC経理アウトソーシング
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
おすすめ企業 業務規模が大きく複雑なフローを持つ老舗の大手企業
必要に応じてスタッフの常駐も検討したい企業

13. タクセル経理|3日以内に稼働開始できるスピード対応

タクセル経理

「経理担当が急に辞めてしまった」——そんな緊急事態に対応できるサービスです。

最短3日以内に稼働を開始できるスピード感が最大の特徴。

「来週から経理がいない」という切迫した状況でも、すぐに業務を引き継いでもらえます。

完全オンライン完結型のため、打ち合わせや書類のやり取りもすべてリモートで対応可能。

対面の手間がない分、リーズナブルな価格設定を実現しています。

freeeやマネーフォワードの入力代行に強みを持っており、クラウド会計ソフトを導入済みの企業との相性も抜群です。

サービス名 タクセル経理
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
おすすめ企業 担当者の急な退職などですぐに実務を任せたい企業
3日以内の稼働開始という圧倒的なスピードを求める企業

14. Crowd Mooveアシスタント|時給制で無駄なく頼めるプロフェッショナル集団

Crowd Mooveアシスタント

「必要なときに、必要な分だけ」経理を依頼したい企業におすすめのマッチングサービスです。

実務経験豊富なフリーランスや副業人材が登録しており、即戦力となる人材とマッチングできます。

月額固定ではなく、時給制・従量制に近い柔軟な契約形態が魅力。

繁忙期だけ依頼を増やしたり、閑散期は最小限に抑えたりと、業務量に応じたコスト調整が可能です。

サービス名 Crowd Mooveアシスタント
初期費用 -
月額費用 2,200円×稼働時間
おすすめ企業 固定費を削り時給制で必要な分だけ柔軟に依頼したい企業
必要な時だけ特定の専門スキルを活用したい企業

15. 株式会社つばさ会計事務所|税理士法人が母体で決算申告までワンストップ

株式会社つばさ会計事務所

記帳から税務申告まで、すべてを一箇所にまとめたい企業におすすめです。

税理士事務所が直接運営しているため、日々の記帳業務の中で税務リスクのチェックが自然と行われます。

「あとから税理士に指摘されて修正」という手戻りを防げるのが大きなメリットです。

記帳代行から決算・税務申告までワンストップで依頼可能。

複数の業者に分けて依頼する煩雑さがなく、窓口が一本化されることでやり取りの手間も最小限に抑えられます。

サービス名 株式会社つばさ会計事務所
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
おすすめ企業 日々の記帳から決算申告まで一括で丸投げしたい企業
税理士から経営や節税のアドバイスも直接受けたい企業

経理代行サービス導入の流れと準備するもの

導入までは「相談・設計・並行運用」の3ステップが基本です。

また、問い合わせから本稼働まで、およそ1ヶ月程度の期間を要するのが一般的です。

正式な契約後は、現状の業務フローを代行会社へ共有する「引き継ぎ期間」に入ります。

現場の混乱を防ぐため、最初の1ヶ月は自社運用と並行して進めるケースがほとんどです。

スムーズな移行には、正確な「過去のデータ」が欠かせません

決算書や勘定科目の一覧、現在使っている業務フローなどを事前に揃えておきましょう。

フェーズ 主な内容 準備するもの
①相談・見積もり 課題のヒアリング、業務範囲の決定 会社概要、現在の経理工数の目安
②契約・業務設計 守秘義務契約、新フロー構築、システム設定 直近2期分の決算書、勘定科目内訳
③引継ぎ・並行運用 実務のレクチャー、マニュアル化 通帳コピー、領収書・請求書サンプル
④本稼働 代行会社による実務開始、月次報告 業務フロー図(既存のものがあれば)

経理サービス導入時の注意点

経理サービスを導入する際は、まず解約時のデータやマニュアルの返却方法を必ず確認しましょう。

「データ出力は有料」「マニュアルは渡せない」といったトラブルは意外と多く、他社への乗り換えや自社運用の再開が困難になる可能性があります。

また、業務を完全に任せると自社の数字が見えなくなるリスクがあるため、定期レポートや月次ミーティングを設けて経営判断に必要な数値を常に把握できる体制を作りましょう。

さらに、決算期や年末調整の時期には通常料金とは別に追加費用が発生する場合があるので、「いつ、いくら追加でかかるか」を契約前に明確にして予算オーバーを防ぐことが重要です。

まとめ

経理代行は、バックオフィスの「コスト削減」と「属人化リスクの解消」を同時に叶える有効な手段です。

採用難が続く今、プロの組織に実務を委ねる判断は、売上を最大化するための経営投資といえます。

サービスの選び方は、自社の「悩み」の深さで決まります。

仕訳入力だけを安く済ませたいのか、DX支援を含めた抜本的な業務改善まで求めるのか。

目的が明確になれば、選ぶべきパートナーは自ずと絞られるはずです。

まずは気になった2〜3社へ、資料請求や見積もりを依頼してみてください。

実際の提案内容を比較することで、各社のサポート体制や自社との相性を客観的に判断できます。

事務作業から解放される第一歩として、情報収集から始めてみましょう。

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