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ベンチャー・スタートアップにおける法務の役割と重要性を現役弁護士が解説

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ベンチャー・スタートアップにおける法務の役割と重要性を現役弁護士が解説

近年、学生起業家の増加に伴いベンチャー・スタートアップ企業も増加傾向にあります。そのため、政府としてもこれらの企業を応援する取り組みを強化しています。

経済産業省の資料によると、国内スタートアップへの投資額は2013年時の877億円から2022年には8774億円に増え、10年間で投資額が10倍に成長しています。

※参考:スタートアップの力で社会課題解決と経済成長を加速する|経済産業省

こうした潮流の中で、日本におけるベンチャー・スタートアップ企業は今後ますます増加していくと考えられます。

そこで本記事では、ベンチャー・スタートアップ企業における法務の役割や法務人材が果たすべき役割について述べた上で、ベンチャー・スタートアップ企業の法務に携わるメリットなどを述べていきます。

本記事のポイント

  • ベンチャー・スタートアップ企業における法務は、先進的な技術やサービス、その成長性から、ルールとの向き合い方が課題となる。またガバナンス体制を未整備の状態から構築し、企業運営の健全性を担保していくことが課題となる。
  • ベンチャー・スタートアップ企業において、法務人材は、新しいプロダクトやサービスを展開するため、正解のない課題に対して向き合う必要があるとともに、法務以外の様々な分野に挑戦することができることなどのメリットがある。
  • ベンチャー・スタートアップ企業の法務人材として活躍するには、ビジネスセンス(ビジネスとして最適解を作るマインドとリスクとリターンのバランス感覚)と、カオスな環境への耐性がポイントとなる。

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