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企業のグローバル化にともなって、経理部門でも英語を使う場面が増えています。また、転職の際にはスキルのひとつとして評価され英語は評価される時代です、
そんな英語スキルを、経理担当者が身に付けるメリットやおすすめの勉強方法について解説していきます。
経理業務をするにあたって英語スキルは必須ではありません。
しかし、経理人材として重宝される、グローバル社会に適応する面では、経理担当者でも英語スキルは身に付けておいて損はありません。
経理担当者が英語力を身に付けるメリットは、以下のようなものがおすすめです。
グローバ企業や外資企業などでは、英文の資料や国際会計基準・米国会計基準の財務諸表を基に、経理業務をおこなう英文経理がおこなわれます。
そのため、一般的な経理スキルだけでなく、英語を読み解くスキルがないと業務を円滑に進めることは難しいです。
目安としてTOEIC730点以上あると、英文経理や英文会計で使用する英語に対応できる英語スキルがあると言えるでしょう。
また、最新のビジネス情報や経理のトレンド、交際財務に関する情報を迅速にキャッチアップできることは、業務の効率化や新しい戦略の導入に役立ちます。
英語が堪能であれば、給与水準が高い外資系企業の経理部門への転職に有利に働きます。特に、海外赴任や海外拠点の管理職を目指す場合、英語力は必須と言えるでしょう。
経理経験が浅く、転職が成功するか不安な方はいらっしゃるでしょう。
経理の中途採用は即戦力を求められるため、経理の実務経験が豊富なほうが有利ですが、ビジネスレベルの英語をもっていれば、その点が評価されて内定獲得に繋がるかもしれません。
経理たん英語のスキルが身につく資格を紹介します。
TOEICは、ビジネス英語の運用能力を評価する試験で、世界中で広く認知されており、リスニングとリーディング、そしてスピーキングとライティングの4つのセクションで構成されています。
英文経理や英文会計の業務を担当するには、730点以上を目指しましょう。
英語検定は、日本国内で広く認知されている英語資格試験です。ビジネス英語レベルをアピールするのであれば、1級や準1級の取得を目指しましょう。
USCPAは米国公認会計士の資格で、英語での会計知識とスキルを証明するための試験です。英語のスキルでけでなく、IFRS(国際財務報告基準)やUS GAAP(米国会計基準)に基づく高度な会計知識を習得できます。
経理をはじめとする管理部門特化の転職エージェントのBEET-AGENTで公開されている経理求人の中で、英語を活かせる求人を3つピックアップしました。
募集要項 | |
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職種 | ファイナンス担当 |
業務内容 | 主に海外の投資家からの資金調達業務全般および、ファイナンスに関わる業務をご担当いただきます。 |
想定年収 | 500万円 ~ 700万円 ※ご経験等を考慮の上、決定いたします。 |
必須経験 | ・ファイナンスの専門知識が必要となる業務経験をお持ちの方(財務、資金調達、投資銀行業務、ホールセール、M&Aアドバイザリー等) ・実務上、使用可能なレベルの英語力をお持ちの方 |
募集要項 | |
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職種 | 経理 |
業務内容 | ・連結処理に関する業務全般 ・IFRS会計処理 ・IPOに向けての準備・体制構築 ・四半期・年次の有価証券報告書等の作成・チェック業務 ・英文財務諸表作成 ・会計士対応 ・データ集計・分析 |
想定年収 | 700万円 ~ 1500万円 |
必須経験 | ・業務上英語を使用経験もしくは海外での就労経験があり、ミーティング・書類作成などが可能な英語スキル(目安TOEIC850点以上) ・連結決算業務経験 ・開示業務経験 ・IFRSに基づいた経理処理および決算業務経験 |
募集要項 | |
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職種 | 経理 |
業務内容 | ・単体決算・連結決算・親会社へのレポーティング・監査法人対応・税務業務 ・営業支援・内部統制・予実管理/管理会計など |
年収 | 600万円 ~ 750万円 |
必須経験 | (1)決算業務/連結決算業務のご経験 ※子会社にて連結決算業務に関わった経験でも可 ※日商簿記2級クラス以上の知識 (2)英語に抵抗が無い方 |
経理担当者が英語スキルをみにつけることは、経理としてのキャリアで評価されるポイントです。また、転職先の選択肢も広げることもできます。
経理担当者で何かスキルを身に付けたいと考えている方は、英語スキルを高めてみてはいかがでしょうか。
法務部・経理財務をはじめとした管理部門のコンサルタント。不動産営業・管理事務等を経験したのち、バックオフィス専門のアドバイザーとして参画。